「えっ、誰…？」義母が私たちの結婚式に招待したゲスト。名を連ねていたのは…

私が元夫と結婚式を挙げた際の出来事です。結婚することが決まってから、結婚式をすることをお互いの両親に報告しました。両家の親はとても喜んでくれたことを覚えています。

 

ところが、私たち夫婦は結婚式の準備に参加することはほぼありませんでした。なぜなら、元夫の母親がほとんど勝手に決めてしまったから！ 当初、結婚式の費用は私たち2人で半分ずつ出し、だからこそ2人の納得できるものにしようと思っていました。しかし、半ば強引に「お金を出すから」と元夫の母が動き出し、プランナーさんとの打ち合わせなども勝手におこなってしまったのです。

 

その結果、席次表を見た私たちはビックリ！ 私の関係者については私が知っている方をお呼びしたのですが、元夫の関係者側は、彼が知っている人は数名で、なんとほとんどが元夫も顔を合わせたことがない、義母の知り合いばかりだったのです。

 

結局、私たちはそのまま式を挙げることになりましたが、正直、誰のための結婚式だったのか、いまだにわかりません。

 

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「親のため」という思いはあれど、あくまで結婚式は新郎新婦が主役のはず。何度か私から元夫経由で苦言を呈したこともありましたが、元夫は親に何も言えず受け入れてしまっていました。そんな彼も彼ですが、ここまで出しゃばる彼の母にとてもビックリです。

 

その後、いろいろとあり彼とは離婚することに。それでも今もこのことは記憶に深く残っていて、思い出すたびにモヤモヤとしてしまいます。

 

著者：さとう みく
イラスト：ほや助

 

続いてのお話は、結婚式準備の際に、義両親と揉めて……？

 

 

私はそもそも結婚式をしたくないと思っていました。ところが、夫は長男ということもあり、義両親から「お金はこちらで出すから、絶対に結婚式をして！！」と言われ、結婚式をすることに。

 

押し切られ、私としても「するからにはしっかり準備しよう」 と切り替え、夫と結婚式場を見学しに行くことに。よさそうなホテルを見つけ、「このホテルで挙げようと思う」と、義両親に報告すると……。「こちらに相談なしで決めるんじゃない！！」と義両親は激怒。義実家は私たちの住んでいるところから1時間半ほど離れたところなのですが、そちらで結婚式をしてほしいと言うのです。

 

しかし、夫の地元は結婚式場が1つしかなく、田舎のため交通手段も多くありません。「そちらでは交通手段もないし、ホテルもたくさんあるので、こちらでやります」と言い切ると、義両親はしぶしぶながらも了承してくれました。

 

また、招待する人たちのリストを作るときのこと。親族や友人、会社の人……どこまで招待すべきか、夫と話していたのですが、義両親から「近所の人も招待するから」とひと言。「え？ なんで近所の人？」と私はビックリ！！ しかも「写真屋さんと美容師さんは近所の人に頼むから」と言われてしまいました。

 

他にも、料理のグレードやお色直しで着る着物など、私の意見は無視され、諦めるしかありませんでした。

 

そして結婚式当日。本来なら私と夫が主役だったのでしょうが、「やらされている」という気がしてならず、私は心から笑うことができませんでした。

 

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私たち夫婦の結婚式の後に、義姉が結婚式を挙げたときには、義両親は一切口出しをしていなかったようです。結婚式から何年も経ちましたが、「あんな結婚式になるならしないほうがよかった……」と、いまだに後悔しています。この経験から、自分の子どもが結婚するときは、自分たちの好きなようにしてほしいと私は思っています。

 

著者：ゆちみこ
イラスト：すうみ

 

今回は、「結婚式準備で義両親とトラブルになったエピソード」を紹介しました。両親も、娘・息子たちの結婚を祝ってくれる気持ちが強く、結婚式準備について「何かしたい！」と思ってくれたのかもしれません。それでも、夫婦で理想の結婚式像もあると思います。両親からの気持ちを理解しつつ、希望の結婚式像も伝えておくと、結婚式準備が円滑に進むかもしれませんね。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています