ショックだった義母の言葉
義母は、私とは性格や習慣が異なり、悪気なく「今から行くね!」と連絡が来てすぐにわが家を訪れたり、「私も一緒にお出かけ行きたい!」とこちらの都合を考えずに言ったりすることが度々あり、少し戸惑うことがありました。
息子が生まれてからは、私自身も初めての子育てでいっぱいいっぱいで、数時間おきの授乳や寝かしつけに追われ、とにかく余裕がありませんでした。そのため、そんな義母の行動も、そこまで気にならなかったのですが、ある一言だけは、今でも忘れられません。
それは、ある日、義母から「最近、ちゃんと寝れてるの?」と聞かれたときのこと。 心配してくれているんだと思い、「寝たいんですけど、細切れにしか寝れなくて……最近は寝不足です」と正直に打ち明けたところ、返ってきたのは「あなたは恐らく……時間配分が下手なんでしょうね」という言葉でした。
手探りで必死に育児と向き合っていた私にとって、その言葉は「あなたが母親として未熟だ」と真正面から言われたようで、深く傷つきました。ただ「大変だね」と共感してほしかっただけなのに、まさかダメ出しの言葉をかけられるとは思いませんでした。言われた当初はショックで、本当に悲しかったです。
今となっては、「そんなこともあったな」と少しは笑い話にできますが……。
当時、「時間配分が下手」と言われて悲しかった、という私の本音を、義母に伝えることはできませんでした。その言葉は、私の心の中にそっとしまい込みました。 それ以来、義母から「なにか困ってない?」と聞かれても、「大丈夫です!」と明るく答えるようにしています。
あの出来事で、すべてを正直に話すことが必ずしも良い結果になるとは限らないと学んだのかもしれません。今では息子の成長とともに、育児の時間配分も、義母との心の距離の取り方も、少しずつじょうずになってきたように思います。本当に悲しい経験でしたが、この経験も、私を母として強くしてくれた一つの出来事だったと、最近は思えるようになりました。
著者:島田みく/20代女性/生後10カ月の赤ちゃんの母。専業主婦。息子が幼稚園に入る頃には仕事復帰の予定。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
※生成AI画像を使用しています
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