和食のプロが作る絶品さつまいもレシピ
料理人・笠原将弘さんのYouTube『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』は、登録者数100万人超えの大人気チャンネル。
紹介されているレシピは、手に入りやすい材料で簡単に作れるものばかりです。
その中で今回挑戦するのは、豚肉とさつまいもを甘辛く煮込んだ「豚さつま」。ご飯にもお酒にも合う味付けで、実食した笠原さんも「これはビールのつまみにもいいね!」と大絶賛していました。
笠原将弘さん「豚さつま」のレシピ

材料(2~3人分)
- さつまいも…1本
- 豚肉(肩ロースソテー用)…2枚
- いんげん…4本
- 塩…適量
- 水…200ml
- 七味唐辛子…少々
【A】
- 酒…大さじ1
- みりん…大さじ1
- しょうゆ…大さじ1
- 砂糖…大さじ1
今回はいんげんの代わりに絹さやを使いました。動画では、アスパラやズッキーニに代えてもOKと紹介されていましたよ。
作り方①さつまいもを切る

さつまいもは洗って皮付きで1.5cm厚さに切り、塩水に浸けて5分ほど置きましょう。

そのまま使うと煮汁が濁ってしまうことがあるので、アク抜きは大事なひと手間。塩水に浸すことで下味もついて一石二鳥です。
作り方②いんげんと豚肉を切る

いんげんはヘタを取って半分に、豚肉は一口大に切ります。
笠原さんいわく、肩ロースは赤身と脂身がほどよく混ざっていて、煮込み料理に向いているのだとか。
肩ロースがなければ豚バラや豚ロース、手羽元を使っても良いそうですよ。
作り方③豚肉を煮る

フライパンに【A】と豚肉を入れて中火にかけ、5〜6分煮ましょう。
この後さつまいもを入れるので、フライパンは大きめのものを使うのがおすすめ。私はうっかりサイズを間違えて途中で移し替えました。

ここでのポイントは、豚肉を先に煮て味をしっかりつけること。
さつまいもは味をつけなくてもおいしく食べられますし、火を通しすぎると崩れやすいですよね。だからこそ、豚肉に味を染み込ませてから加えるとちょうど良いそうです。
作り方④さつまいもを加えて煮る

煮汁がトロッとして豚肉にしっかり絡んできたら、水気を切ったさつまいもを加えます。重ならないように広げて水を注ぎ、落とし蓋をして中火で7〜8分煮ましょう。
※アルミホイルで落とし蓋をする際、鍋からはみ出さないように気をつけましょう。
作り方⑤いんげんを加える

いんげんを加えて3分ほど煮ます。いんげんは火を通しすぎると色が悪くなってクタクタになるので、最後に入れてくださいね。
さつまいもがやわらかくなったら火を止めて5分待ちましょう。火を止めて少し置くことで、一気に味が染み込みます。
作り方⑥盛り付ける

器に盛り、七味唐辛子をふりかけたら完成!
やみつき必至のボリュームおかず

砂糖とみりんを入れているから結構甘そう……と思いながら食べてみると、意外とそうでもないんです。
しょうゆが効いていて、不思議と箸が進むちょうど良い塩梅。これは確かにご飯に合います!

絶妙な甘じょっぱさが、疲れた体と心に沁みる……。
最後にかけた七味唐辛子がピリッと良いアクセントになっていて、甘いだけで終わらないのが良いですね。

先に煮込んだ豚肉にはしっかり味が入っていて、噛むたびに旨みがじゅわ〜。ソテー用を使ったおかげで、ボリュームも食べ応えも満点でした。
お昼に作って夜にも食べたのですが、作りたてより味がしみ込んでいてこれまた絶品。多めに作って次の日に食べるのもおすすめです。
さつまいも料理の新定番!
笠原将弘さんの「豚さつま」は、ホクホクのさつまいもと旨みたっぷりの豚肉が絡み合う主役級の一品。
さつまいもはおかずにならない……と思っている人も、この"甘じょっぱさ"の虜になるはずです。
協力/「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」さん