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「うそでしょ!?」キャンプ場、良い場所を確保しホッ→すると夜中に響く不気味な音…翌朝、夫が絶叫した招かれざる客とは

当時6歳と2歳の息子たちと夫と4 人でキャンプしたときの話です。急に行こうと決めて予約したキャンプ場はフリーサイトといって、敷地内のどこにでもテントを立てても良い所でした。連休の中日に到着したので、すでにテントがたくさん設置してあり、空きスペースを見つけるのにひと苦労。そんなとき、ちょうどいい感じの木の下が空いていたので、意気揚々とテントを設置したのです。

しかし、その選択が悲劇の始まりとも知らずに……。夜中、謎の音に首を傾げつつ眠りについた翌朝、夫の悲鳴が響き渡りました。

 

真夜中に響く謎の音

そのときは小さめのテントだったので、明るいうちは外で過ごしていた私たち。暗くなってからいよいよテントの中で過ごそうと全員で中に入ると、たまにボタボタボタと、上から謎の音がしました。はじめは雨が降ってきたのかと思いましたが、どうやら雨ではなさそう。

 

キャンプに持ってきていたランタンが少なかったため、暗いうちはその正体がわからず、明るくなってからその音の出どころを確かめようということになりました。寝ているときに多少ボタボタ音が気になったものの、遊び疲れた私たちはすぐに寝てしまいました。

 

翌朝、外に出た夫が悲鳴をあげたワケ

朝になり、テントを確かめに外に出た夫から悲鳴が! なんとテントの上には毛虫がびっしりとついていたのです。私たちがテントを立てた上にあった木は桜の木で、ちょうど毛虫が出る季節。大量の毛虫が桜の木から落ちてテントにくっついていました。ボタボタ音は毛虫がテントに落下する音だったのです。

 

毛虫が落ちてくるであろうこの木の下はみんなが避けていたため、スペースが空いていたのでした。そんな知識のない私たちは喜んでこの場所にテントを立てたため、朝には毛虫のテントと化していました。

 

 

私と夫はまだ幼い息子たちを毛虫に触らせないよう遠ざけ、必死で木の棒でテントについた毛虫を追い払うことに。これからはテントを立てる場所は、安易に影になるからと木の下を選ぶことのないよう、十分吟味しようと夫と振り返ったキャンプとなりました。

 

 

 

著者:田中さくら/40代女性/2013年、2017年生まれの息子たちのママ。バリスタとしてカフェに勤務。キャンプ、おいしいコーヒーの追求、筋トレが趣味。また、自然の中で外ごはんを食べるのが大好き。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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