夫からもらった誕生日プレゼントにショックを受けたワケ
結婚して7年、毎年お互いの誕生日をささやかにお祝いしてきました。去年、夫が「プレゼント買ったよ」とうれしそうに渡してくれたのですが、開けてみると見覚えのあるマグカップ。
以前、夫が会社のポイント交換でもらってきたノベルティ品とまったく同じものだったのです。
思わず「これ、会社でもらってきた景品と一緒だよね? まさかこれもポイントでもらってきたってこと?」と聞くと、夫は「そうだよ。新品だからいいじゃん」と悪びれもなく笑顔。
「ええー!? プレゼントが景品!?」と、 節約家なのはありがたいですが、さすがにもらい物をプレゼントされたのはショックでした。悪気がないのはわかるけれど、私の誕生日のために用意してくれたものではない、という事実が悲しかったのです。
その場は笑って受け取りましたが、やはりモヤモヤしてしまい……。後日、少し勇気を出して「気持ちがこもっていれば高価じゃなくてもうれしいけど、せめて私のために選んでほしかったな」と正直に伝えました。
夫も「ごめん、そういうことか」と反省してくれたようで、今年は娘と一緒に手紙を添えたケーキを用意してくれました。私のために時間を使って準備してくれたことがわかり、本当にうれしかったです。
この出来事を通して、プレゼントの金額やモノ自体よりも、“相手を思う気持ち”や“自分のために時間を使ってくれること”が何よりうれしいのだと改めて感じました。 夫も私も、大切にしたいポイントが違っただけなのだと思います。伝え方ひとつで関係がこじれることもありますが、価値観の違いを恐れずに素直に話し合うことで、かえって夫婦の絆が深まることもあるのだと学びました。 去年のマグカップは今も食器棚にありますが、今年の娘と夫からの手紙は、私にとってそれ以上に大切な宝物になりました。
著者:吉田美緒/30代女性/パート勤務。2児の母。趣味は飼い猫と遊ぶこと
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
※生成AI画像を使用しています
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