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義母「検査も手術もやらない」紹介状をもらった病院に予約電話をした結果が #頑張り過ぎない介護 252

「頑張り過ぎない介護」第252話。一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。

なかなかタイミングが合わず、やっと義母を婦人科に連れて行くことができたまる子さん。義母が心配していた子宮脱(骨盤の底にある筋肉や靭帯がゆるみ、子宮が本来の位置から下がって腟の中や外に出てきてしまう状態)も、子宮が開いているものの脱出まではしていない状況とのことでひと安心です。ただ、義母の強い希望で子宮脱を抑えるペッサリーを入れてもらうことに。処置を終えた先生からは、子宮脱よりも直腸脱(直腸が肛門から外に飛び出してしまう病気)をなんとかしたほうがいいと言われてしまい、紹介状を出してもらうながれになったのですが、義母は煮え切らない態度……手術をする気があるのかどうかは、結局わからずじまいでした。

婦人科での処置を終えて帰る途中。義母が「痛いんだけど」と話しかけてきました。子宮脱を抑えるために入れたペッサリーが痛いようです。さらに「手術は医者ができないと言ったのに、まる子さんが私がやりたくないと言ったみたいに伝えて、不愉快だった」とも言い始め、ご立腹。まる子さんが事実とは異なる部分を訂正すると、さらにヒートアップしてしまったのですが、義母自身も直腸か子宮の手術はやらないといけない状況だというのは理解しているようでした。その後、ペッサリーは勝手に外れてしまったようで、強い希望でやってもらったものの、わずか3時間ほどで終了となったのでした。

 

それならもっと早く言ってよ

頑張り過ぎない介護/まる子

 

婦人科の受診から2日後。紹介状をもらった病院に予約の電話をすると……。

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

「ウロギネ科」は泌尿器科(urology)と婦人科(gynecology)を合わせた医療の分野名で、ウロ「ネギ」だと思い込んでいた私は、恥ずかしい思いをしました……。

 

※ウロギネ科(女性の泌尿器と婦人科の両方に関わる疾患を専門的に診療する科)

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

総合受付で直腸・肛門科がいいと言われ、担当の看護師さんに義母の状況を説明。予約日を折り返し電話してもらえることになりました。義母にそれを伝えると……。

 

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

何やら雲行きが怪しい発言が。

 

※アノ子:まる子さんの義姉。義母の実娘。

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

黙って聞いていると……。

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

嫌な予感です。

 

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

いまさら……!?

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

もう予約の電話をしたというのに、今から近所の病院を探せと……?

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

義母のまわりくどい話はまだ続きます。

 

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

私が提案をしても……。

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

義母なりの理屈で即却下。

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

じゃあ、なぜ紹介状をもらったのかと確認したところ……。

 

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

あくまでも、私のせいにしたいようです。

 

頑張り過ぎない介護/まる子

 

最後に「検査も手術もやらない」と言い、すべては白紙に。もっと早く言ってくれれば、手間も時間も無駄にならなかったのに……。

 

 

忙しい合間を縫って、婦人科に紹介された病院に電話をしました。総合受付で義母の症状を説明すると、「直腸・肛門科がよい」ということで、担当の看護師さんに義母の症状を伝え、予約日を折り返し電話してもらえることになりました。電話を終え、義母の部屋に行って状況を説明すると、義母は義姉から「(長時間の検査は)あなたには無理なんじゃない?」と言われたと言い始めて……。

 

嫌な予感がしつつも話を聞いていると「手術になったら遠くなるから無理」「もっと近いところはないのかしら?」と、いまさら過ぎる発言が続きます……。義母は、紹介された病院を断るだけではなく、私にもっと近場を探せと言うのです。そして、最後には「紹介状がなくても、高い初診料を払えばいい」とまで言い出す始末。紹介状も、私の発言のせいで「もらうしかなかった」と……。そして、予想通り「遠いから、検査も手術も受けない」と、すべてが白紙に戻りました。

 

紹介状をもらってから今日まで、2日間も時間があったのだから、行く気がないなら電話をかける前に言ってくれればよかったのに……。しかし、私がいろいろと言えば「まる子さんのせいで」「まる子さんが……」と言われるので、病院から折り返しの電話が来る前に、お断りの電話を入れました。

 

--------------

紹介状をもらったときは、もしかしたら……? と思いましたが、やはり義母はそう簡単には変わらなかったみたいですね。せめてもう少し早めに言ってくれたら、手間や時間が無駄にならなかったのに……と思いますが、実際に診察を受けてから「手術はしない」とゴネられるよりはよかったのかもしれませんね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターまる子

    はじめまして。まる子です。アラフィフのアナログおばさんです。ブログを始めたくて一念発起。専門用語に四苦八苦しながらもマイペースに更新中です。 一つ屋根の下の同居、完全同居している義母との嫁姑問題、介護がメインのブログです。似た環境の方々がストレス溜めすぎないようにクスッと息抜きできるような文章を心がけていきたいです。

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