新郎新婦以上に緊張する父たち
結婚式当日、私たち夫婦もそうですが、それ以上に緊張していたのが両家の父親たちでした。
親族紹介の際、まずは新郎側のお父さんが代表して親族を紹介することに。しかし、義父は緊張していたようで、自分の自己紹介の内容を忘れてしまい、「えーと」を繰り返すばかり。そんななかでも、なんとか新郎側の親族紹介が終わりました。
そして次は新婦側の親族紹介となり、私の父が「自分は間違えないようにしよう!」とでも言わんばかりに、かなり張り切った面持ちで喋り始めたのですが……。実は父も緊張していたようで、本来は「新婦の父の達郎(仮名)です」と言うはずが、“父”というワードを抜かして「新婦の達郎です」と言い放ったのです!
その瞬間、周りにいた全員が吹き出して爆笑していました。
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結婚式という特別な日だからこそ緊張してしまいがちですが、こういった、のほほんとしたハプニングがあると、緊張も少しは和らぎますよね。投稿者のユユさんだけでなく、新郎新婦の父親たちにとっても思い出深い1日になったのではないでしょうか。
著者:ユユさん/20代女性
イラスト:にしこ
続いてのお話は、親友の結婚式で友人代表のスピーチを任されていたのですが……?
「その話題は…NGだったの!?」結婚式の友人代表スピーチで、親友との思い出を語ったら…

結婚式後に親友から…
親友が結婚式を挙げることとなり、親友から「友人代表のスピーチをやってくれないか」と連絡が届きました。まさかのお誘いに私は喜んで承諾。結婚式まで、彼女とのどんなエピソードを話そうかと、過去の出来事を思い返しながらスピーチの内容を考えていました。
そして迎えた結婚式当日、私は小学校のころにお互いに好きだったあるマンガのエピソードを話しました。そのマンガがあったから仲良くなれたこと、マンガについて語り合った楽しい思い出など……。そんなエピソードを交えて、彼女たちへのお祝いの言葉としたのです。スピーチを終えると会場の雰囲気も和やかで、私はホッとした気持ちに。
しかし……後に親友から「あのマンガが好きだってことは……多くの人に知られたくなかった」と言われてしまったのです! 私としてはなぜ知られたくなかったのかわかりませんでしたが、彼女にとって話されたくないエピソードを、私は話してしまったよう。「そうだったのか……」と感じるのと同時に、申し訳ないことをしたなと思った結婚式での出来事でした。
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せっかくの晴れの席が、体験談を寄せてくれた月野さん、結婚式を挙げたご友人共に、モヤッとした気持ちになってしまったでしょうか。スピーチの内容すべてを確認してもらう必要はないと言われているものの、依頼する側が「この話題は伏せてほしい」と伝えたり、スピーチする側が「こういうことを話そうと思っているけれど、問題ない?」と事前に確認をとっておいたり……ということができると、安心なのかもしれませんね。
著者:月野うさぎ/40代女性・教職員
イラスト:ほや助
今回は、「結婚式のスピーチで失敗したエピソード」を紹介しました。意気込んでスピーチを用意したものの、緊張で噛んでしまったり、内容が求められているものと違ったり……。事前にスピーチの内容を依頼者と確認しておくと、本番安心してスピーチができるかもしれませんね。緊張して失敗してしまっても、お祝いの気持ちが伝われば新郎新婦は喜んでくれるのではないでしょうか。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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