「かたい柿」「やわらかい柿」どっちも包丁で剥かない!

柿の皮の剥き方は、りんごと同様の方法が王道ではないでしょうか。丸ごとのまま、クルクル回しながら包丁で剥きますよね!
ですが、りんごと比べると柿は難易度がやや高め。かたい柿は分厚く剥けてしまうし、やわらかい柿は潰れてしまいます。
なので、私は包丁を使わない剥き方をオススメします♪
「かたい柿」の剥き方

かたい柿は、潰れはしないものの、ツルツル滑ってついつい分厚く剥いてしまいがち。
そんな時に活躍するのが、包丁ではなく「ピーラー」なんです。
私は、じゃがいもや人参、大根、れんこん、きゅうり……などなど、皮を剥く際は決まってピーラーを使っています。
結婚するまでまともに包丁を握ったことがなかったので、その頃からの名残りです(笑)。
というわけで、さっそくピーラーで剥いていきたいと思います。

さすがにヘタの部分はピーラーでは無理なので、包丁でくり抜きます。

ここは簡単ですよね。

柿をまな板に置き、くるくる回しながら頭の方からピーラーを軽く滑らすように。

びっくりするほどスルスル剥けていきますよ!

中央あたりまできたら、手に持っても剥きやすいです。

お尻あたりに近づいてきたら、再びまな板に置いた方がよさそう。

そうこうしていると、あっという間に剥けちゃいました~♪

見てください!この皮の薄さ。これは、ピーラーだからこそなせる業。
もう、皮を剥きすぎて可食部分が小さくなってしまうことはありません(笑)。

あとは、包丁でお好みのサイズにカットするだけ。
ヘタ周りに皮が少し残っていたら、このタイミングで包丁で取り除いてくださいね。
「やわらかい柿」の剥き方

やわらかい柿は、潰れやすいしヌルヌル。包丁で剥くと、手も柿もぐしょぐしょになりますよね。
そんな時に活躍するのが、包丁ではなく「スプーン」なんです。
私は、キウイやアボカド、とろとろの焼き芋などもスプーンを使って食べます。実がやわらかいものは皮からこそぎ取るのが一番なんです。

まずは包丁でお好みのサイズにカットします。ヘタの部分も切り落としておきましょう。

皮の端の方をつまみます。

つまんだ方から、スプーンを皮と果肉の間に当てて……

反対側に向かって滑らせます。

皮は破れないので、皮から果肉をスルッとこそぎ取ることができますよ。

今回も薄皮だけが残りました♪
柿の果肉をいっさい無駄にせず、手もぐしょぐしょにならなくて一石二鳥。
柿はじゃがいもやキウイだと思えば、皮剥きラクラク♪
柿の皮を剥くのは大人でも難易度が高いですが、ピーラーやスプーンを使えば子どもでも簡単に剥けるように。
小5息子は日頃からお手伝いでじゃがいもの皮をピーラーで剥いたり、キウイをスプーンですくってこそいで食べています。柿もそれとほぼ同じ感覚♪
皮を剥くストレスをなくし、柿をめいっぱい楽しみましょう!