「周囲を不快にさせてごめんなさい」と謝る後輩。しかし面談中、彼女からイヤなにおいは感じませんでした。聞けば、連日同じ制服を着用している様子。においが発生するこの状況には、現場にいたみさきさんにも心当たりが。思い切って「実は私、親にワキガだって言われてね」と伝えてみたのです。
力になりたい









できるだけ寄り添うことができれば……と、後輩ににおい対策の苦労を話した私。彼女は素直にうなずき、実践すると納得してくれた様子です。
これならにおい問題は解決されるのでは? と、彼女を待機させて専務に報告に行ったのですが……。「そんなことどうでもいい。早くクリニックに連れていけ」という冷酷なひと言に、私は凍り付きました。
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後輩のために自分のことを打ち明けたみさきさん、本当に思いやりのあるステキな先輩ですね。長年の経験をもとに、勇気を出して話したそのひと言が、後輩にとっても大きな支えになったことでしょう。とはいえ、どんなに手間ひまをかけてにおい対策を実践していても、専務のように「クリニックに行かせろ」と問答無用で決めつけてしまうケースもあります。においの問題は非常にデリケートで、誰かに通院や治療を強制するのは、人間関係をこじらせかねない難しい問題ですよね。
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すがのみさき
