明治17年(1884年)創業の老舗名店「橋野食堂」(岡山県津山市)

明治17年(1884年)創業の橋野食堂。
お店は津山市の街中に位置していて、地元の方々に長年愛されてきた津山ホルモンうどんの名店です。
外観は飾り気のない昔ながらの食堂スタイルが、また期待を高め食欲をそそります。
初めて訪れる方は少し入りづらさを感じるかもしれませんが、一歩足を踏み入れれば温かい雰囲気に包まれるのでご安心を。
著名人のサインがビッシリ!

店内に入ってまず驚いたのが、壁に貼られたサイン色紙の数々。
大泉洋さん、出川哲朗さん、彦摩呂さん、石塚英彦さん、柳沢慎吾さんなどなど。岡山県で、こんなに沢山著名人のサインを飾られているお店はあまり見ないのでビックリしました。
個人的には大泉洋さんが大好きなので、食い入るように写真とサインを見ました(笑)。
テーブル席と座敷席完備

ランチタイムには地元の常連客やサラリーマン、観光客で賑わい、活気ある雰囲気が広がる店内。
入ってすぐは4人掛けのテーブルが3席と2人掛けのテーブルが1席あり、奥にはゆったりとくつろげる座敷席も用意されています。
テーブル席からは店主の方が使う鉄板が見え、手際よく調理される津山ホルモンうどんの香ばしい匂いが食欲をそそります。
私は一人で訪問したので4人席を使うのが申し訳ないな……と思ったのですが、提供がスピーディーなおかげで回転も比較的早め。行列でも待ち時間は思ったより短いんです。
ホルモンが苦手な方でも安心!充実のメニュー

橋野食堂のメニューは、もちろん「津山ホルモンうどん」が看板メニューですが、それ以外にもホルモン以外のうどんや丼ものなどもそろっているので老若男女問わず楽しむことができます。
白ご飯は鉄板焼きと一緒に頼む人が多いのかな?と思ったら、ホルモンうどんと一緒に注文する方も多いようです(私も食べてみて「白ご飯が欲しい!」と思いました)。
価格帯もリーズナブルで、ランチなら1,000円前後で満足できますよ。
初めて訪れる方は、やっぱりまずは定番の「津山ホルモンうどん」を注文するのがおすすめです。
名物「津山ホルモンうどん」を実食

鉄板の上で良い匂いを漂わせていた「津山ホルモンうどん」が運ばれてきました。
たっぷりのホルモン、そしてモチモチの太麺が、特製の甘辛タレで絡められた一皿で、湯気とともに立ち上る香りが食欲を刺激し、思わず箸が進みます。
タレは味噌ベースの甘辛い味付けで、ご飯が欲しくなる濃厚さ。

橋野食堂のホルモンは、新鮮で臭みが全くなく、プリプリとした食感が特徴です。
噛むと肉汁があふれ出し、甘辛いタレとの相性は抜群。適度な脂の乗り具合で、しつこくなく最後まで美味しくいただけます。
ホルモンは上手いことカットされており、ホルモンを飲み込むのが苦手な私でも食べやすくなっていました。
「これ、ご飯中サイズいけたな~。いや、小にして2玉でもいけたかも……」なんて考えていたらあっという間に食べ終わっていました。
ちなみに、辛さが普通・ピリ辛・激辛と三段階から選べます(私は安定の普通)。
一度食べたらやみつきになる、橋野食堂自慢のホルモンをぜひ食べてみてほしいです。
津山に来たらぜひ「津山ホルモンうどん」を

本格的な「津山ホルモンうどん」がいただける橋野食堂は、地元の方々に愛され続ける老舗食堂。
飾り気のない店構えと温かい雰囲気、そして何よりも新鮮で美味しいホルモンうどんが、多くの人々を惹きつけています。
津山を訪れた際には、ぜひ橋野食堂で本場の津山ホルモンうどんを味わってみてください。
ちなみに、橋野食堂の近隣にはB'z稲葉浩志さんのご実家「イナバ化粧品店」や「津山城」、以前記事に書いた「道の駅 久米の里」など観光スポットも沢山あります。
観光の合間、地元の空気感が味わえる橋野食堂で食事を楽しんでみてくださいね。
◆橋野食堂
岡山県津山市川崎549-9
駐車場あり
※紹介した店舗・施設の情報は記事公開当時のもので、変更となる場合もございます。訪問時は事前にご確認ください