キャベツなんて適当に切ればいいんでしょ?→×【正しい切り方とは】
「キャベツなんて、適当に切ればいいんでしょ?」と思っている方が意外と多い印象です。
実際、筆者も調理師になる前は、そう思っていました(笑)
調理師になって、上司に切り方を教わって、
「へぇ〜そうやって切るんだ。その発想はなかった。この切り方にこんな意味が」
と思いました(遠い記憶)。
実は、キャベツって意外と奥が深いんです。
なので、なんとなく適当にザクザク切るの、やめてください。
"大阪王将"公式TikTok紹介の「キャベツの切り方」
今回試してみるのは、"大阪王将"公式TikTokで紹介されていた「キャベツの切り方」です。
動画内では、
・上の部分と下の部分に分ける
・上の部分はざく切りに
・下の部分は薄切りに
こういう区分で解説されていました。
それぞれ順番に解説します!
調理師が実践!大阪王将「キャベツの切り方」

動画内ではキャベツ1個分でしたが、今回は半分で実践していきます!
切り方①上の部分と下の部分に分ける

真ん中よりも少し上の部分を横半分に切ります。

葉っぱの部分と芯の部分で切り分けるイメージです。
切り方②上の部分をざく切りに

上の部分は、大きさがまちまちなので、2〜3個くらいに分けます。
特に内側と外側で大きさが変わるため、内側は少しくり抜きます。

まずは葉っぱの部分を切ります。
切りたい大きさになるように帯状に切りましょう。

角が出るようにななめに切ります。
この「ザクッ」という音が、地味に気持ちがいいんですよね。
包丁フェチの方は、共感してくれるはず。
切り方③下の部分の芯を落とす

次に芯がある下の部分を切ります。

残った芯がある方は、三角を作るように芯を切り取ります。
切り方④芯に対して90度になるように切る

芯に対して、90度になるように包丁を入れ、

薄切りにします。
大阪王将の「キャベツの切り方」完成!

こちらが完成品。
まずは上のやわらかい部分です。
この部分は、甘みがあって、ふわっとした食感なので、サラダや和えもの、パスタなどに使うのがおすすめです。
実際のレシピだと、焼肉屋でよくある塩キャベツや軽く茹でて、塩昆布などと和えてもおいしいですね。

筆者のおすすめは、パスタ!
キャベツの甘みとツナの塩気の組み合わせが最高です。
調理師として、介護施設に勤めていた時なんかは、炒め物に使うようにしていました。
やわらかい食感と時短の意味があります。

続いて、芯の方の部分です。

こちらは、厚みがあって、旨みがあるので、煮込み系の料理におすすめです。
例えば、コンソメスープや鍋、ロールキャベツなどなど。
芯の食感が好きな方は、回鍋肉などで歯応えを楽しむのもあり。
仕事の時は、基本スープにしていました。
・味噌汁
・中華スープ
・コンソメスープ
のローテーションで、何にでも合うのがキャベツの強みですね。

今回は中華スープで楽しむことに。
キャベツの甘みと鶏ガラの旨みで、まさにホッとする味で、カレーのお供にしました!
キャベツを切る時は上下で使い分けてみて【大阪王将の切り方】

この記事では、"大阪王将"公式TikTokで紹介されていた「キャベツの切り方」を紹介&実践レポートしました。
キャベツの切り方は、上下で分けて、切るのがおすすめです。
実際に、調理師の世界では、上下でレシピ自体も使い分けることが多いです(分けない時もあります)。
「キャベツの上下で、切り方を変える発想なんてなかった」という方は、ぜひこれから意識して使い分けてみてください。
少しの違いですが、確実に料理がレベルアップしますよ!