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「やさし過ぎる…」仕事を失うのを覚悟でがんを報告したらまさかの… #子宮頸がんゆる闘病記 15

「子宮頸がんゆる闘病記」第15話。2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの体験を描いたマンガを紹介します。子宮頸がんの手術をおこなうことになったとりだまりさん。子宮頸がんであることを懇意にしていた編集者に報告したところ、あっさり仕事を切られてしまい……。

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医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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他の編集者にもがんを報告すると反応は…

子宮頸がんゆる闘病記 15

子宮頸がんゆる闘病記 15

 

しょっちゅう仕事をしていた方にあっさり仕事を切られてしまい、「このやりとりをあと何回続けるのか」と思いながら、仕事先の方たちに連絡をしました。

 

ある程度覚悟していたのですが……。

 

「とりあえず半年くらいは待てますから」

「無事に治療が終わるのを待っています」

「治療が長引くならそのとき相談しましょう!」

など、やさしい言葉をかけてくださる方が多く、とてもうれしかったです。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 15

子宮頸がんゆる闘病記 15

 

子宮頸がんゆる闘病記 15

子宮頸がんゆる闘病記 15

 

ある方からは、治療中も仕事を続けさせてくれるという、うれし過ぎる申し出もありました。

 

でも、一体なぜ……? と思い尋ねてみたところ、その方も長期入院したことがあり、病気が治っても仕事がないかと思うとすごく不安だったという経験があったからとのこと。

 

そのおかげで、実際に私は入院中も働くことができたのです。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 15

子宮頸がんゆる闘病記 15

 

がんになったことは、本当に死ぬほど怖くて、震えるほど嫌なことです。

 

それでも、実はがんになってよかったと思えることもたくさんあります。

 

その1つが、「待つ」と言ってくれた人たちがいたこと

そのことに気付けたことです。

 

元気だったら、なんということのないひと言ですが、社会に戻れるかどうかわからない自分にとって、思った以上に勇気づけられる言葉でした。

 

特に、戻る場所のことまで考えてくれた彼女には、ただただ感謝しかありません。

 

ほかにも、それぞれのやり方でサポートしてくれた友人がいて、その気づかいにもとても助けられました。

 

ー------------------------

 

「待つ」と言ってくれた人たちがいたことに気付けたことで、視界が大きく変わったと、とりだまりさん。治療を始めてからでないと、自分でもどうなるかわからない中、そういった言葉はとても励みになりますよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

 

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    マンガ家・イラストレーターとりだまり まど

    ライターのとりだまり まどさんが弱音を吐きつつゆるくつづる、子宮頸がんの記録「子宮頸がんゆる闘病記」

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