こんにちは。日本コミュニケーション育児協会の珠里友子です。トイレトレーニングをスタートしたはいいけれど、イヤイヤ期もスタートしてしまい、どうにもこうにも進まない……とお手上げ状態になってしまったという人もいるのではないでしょうか。 今回は、そんなときのちょっとしたコツをお伝えいたします。
「イヤイヤ」で進まない!そんなときは思い切って中断
トイレトレーニングとイヤイヤ期が重なるお子さんは結構います。何をやってもイヤイヤで進まず、ママのイライラもヒートアップしてしまい、言わなくていいことを言ってしまったり、つい手をあげてしまったり。そんなときは思い切って中断し、イヤイヤの嵐が過ぎ去ったら再開するのがおすすめです。
「せっかく調子がいいのに」「ゴールまであと少しなのに」という気持ちはよくわかります。ですが、無理に続けてこじらせてしまうなんてもったいない!思い切って中断することで親も子もリフレッシュでき、再開後にすんなり終了♪ということもありますよ。
ママのイライラがMAXになりそうになったときには
お子さんのイヤイヤの嵐に、ママのイライラがMAXになりそうになったときには、まずはママが自分自身をほめてあげましょう。お子さんのちょっとした成長も、自身の教え方や誘導の仕方のたまものだと自分のがんばりを認め、ほめましょう。
また、お子さんの写真を見る、お子さんを数時間預けるなどして気持ちをリフレッシュするのもおすすめです。
もちろん、お子さんのこともほめまくりましょう♪
イヤイヤばかりでほめるところなんてない……と思ってしまいがちですが、考えてみてください。ほんの少し前まで「おしっこはトイレで」ということを知らなかったお子さんが、ママに促されながら失敗しながらも、トイレに行こう、おしっこをしようとがんばっているんです!パンツの脱着やトイレの昇降などをできるようになろうとがんばっているんです!これって、すごい進歩だと思いませんか?
お子さんのできないことばかりに気を取られず、どんな小さなことでもお子さんのできていることを認め、ほめてあげてくださいね。ほめられることは誰だってうれしいし、やる気が出るものですものね♪
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。