【助産師監修】赤ちゃんに日焼け止めは必要?外出するときの注意点

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

赤ちゃん日焼け止めイメージ

 

赤ちゃんを外出させるときは日焼けが心配という方もいるでしょう。また、日焼け止めは赤ちゃんに使ってもよいのかわからないという方もいるかもしれません。今回は、赤ちゃんが日焼け止めを使う時期と注意点などについて解説します。

 

 

赤ちゃんが外出できるのはいつごろ? 外出するときに注意すること

赤ちゃんの外出は、生後1カ月を過ぎればよいと考えられています。お母さんの体調を考えてもそのくらいの時期ぐらいから外出を考えてもよいでしょう。ただし、外出と言っても、いきなり日光が照り付ける外に出るのではなく、最初は窓際やベランダに出て、日差しや風に当たり外気に少しずつ慣れさせてからにしましょう。

 

赤ちゃんは大人と比べて体温調節機能がまだ未発達なため、高温多湿の環境の場合は脱水になりやすく、熱中症を起こしやすいとされています。真夏に外出する場合は、朝早い時間など涼しい時間帯を選び、長時間の外出を避けましょう。他の季節でも、気温が高い日に外出をする場合は涼しい時間帯を選ぶことが大切です。また、日陰を歩いたり、赤ちゃんから日差しを守るシェードの付いているベビーカーを使いましょう。

 

 

赤ちゃんに日焼け止めは必要? いつから使う?

外出するときに気になるのが紫外線対策です。赤ちゃんの皮膚は大人よりも薄いため、紫外線の影響を受けやすいです。そのため、日焼け止めなどを使い、十分な紫外線対策をすることが大切です。

 

赤ちゃんが日焼け止めを使える時期は厳密に決められておらず、また製品によっても異なります。判断ができない場合はかかりつけの医師に相談をしてみるのが良いと思います。

 

 

日焼け止めを選ぶときの注意点と使うときの注意点

日焼け止めには、紫外線吸収型と紫外線散乱型があります。赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、肌への刺激が少ない、ベビー専用の紫外線散乱型の日焼け止めを選ぶのが良いでしょう。またベビーせっけんなどですぐ洗い落とせるものを使いましょう。

 

使用する際は、赤ちゃんの腕の内側にごく少量を塗ってみて、炎症などが起こらないかチェックしてから、顔などに塗るようにしましょう。

 

 

まとめ

赤ちゃんは大人よりも紫外線の影響を受けやすいので、外出する際には日焼け止めを塗ることをおすすめします。また、日焼け止めは大人用のものを使うのではなく、ベビー専用のものが良いです。その他にも外出するときはできるだけ紫外線を受けないように日陰を歩いたり、ベビーカーのシェードで日差しを遮るなどして、涼しい時間帯を選び、季節に合わせて適切な服装で外出させてましょう。
 

 

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