卵アレルギーの定期検査は負担がかかりますか?

もうすぐ9カ月になる男児は、血液検査の結果、卵アレルギーであることが判明しました。これからは半年ごとに検査をして、数値が下がったら負荷試験をすると言われています。
半年に一度という検査の頻度は、それほど多くないものなのでしょうか? また、半年ごとに検査をするのはなぜなのでしょうか? また、母体が摂取した卵の成分が母乳に移行することはありますか?
 

アレルギーの血液検査は、半年から1年に一度実施されることが多いです。特に乳幼児期にはアレルギーの検査値が変化し、その値を目安に摂取する食品の制限や緩和の指導を行いますので、半年ごとに検査を実施することが多いです。検査での採血量は数mlですので、身体への負担は考えなくてもよいでしょう。
お子さんがアレルギーの検査を受けたのは、アトピー性皮膚炎などの症状があったためでしょうか? たとえば、お子さんにアトピー性皮膚炎の症状がある場合、授乳をしているお母さんの食事にアレルギーの原因を疑う食物があるか調べます。この場合、たとえば卵と卵の加工品を除去した場合にお子さんの症状が改善するか、またはお母さんが1週間ほど毎日卵を1つ食べて、授乳後のお子さんの状態に変化があるかどうかを調べます。お子さんの症状に改善や悪化が見られれば、母乳中に分泌される卵の成分をアレルゲンと考え、お母さんに授乳中の食事制限をしていただくこともあります。
しかしそのような場合は、ご自身で除去食などの判断を行わず、かかりつけの医師やアレルギー専門医に相談するようにしてください。

質問に対する答えは、あくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。

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