2021年 今年生まれた赤ちゃんの名づけエピソード:あ行(男の子)

 

 

 

「あ」ではじまる名前

蒼生 蒼生(あお)くん
出産を終え病室に戻ってカーテンをあけると、1週間ほど毎日天気が悪かったのにパッと澄んだ青空で病室にいるパパとママに光が差しました。これから出会う人たちに光を運んで、元気にしてあげられる子になってほしいなと思い名づけました。(あおくんママさん)
碧泉 碧泉(あおい)くん
母の名前である彩子の「彩」から、色に関する文字を入れようと思いました。3歳上の長女(翠珠)との繋がりも持たせたく、「翠」と同じく「みどり」と呼べて、「珠」の「きれいな石」という意味を持つ「碧」の漢字を選びました。9月の誕生石がサファイア(青色)なのからも、「あお」という呼び方にしました。翠珠の「翠」はカワセミとも呼べて、空を自由に飛ぶイメージなのに対して、碧泉は「地に足つけてしっかりと」というイメージをもたせ「泉」をつけ、対比になるようにしました。また、知識があふれる子になるように、という願いも込めました。(ゆず丸さん)
碧 碧(あおい)くん
誕生石からとりました。8月の誕生石はペリドットで「幸福」「夫婦の愛」など幸せを呼び込む宝石と言われているそうです。また「太陽の宝石」とも呼ばれ、8月の暑い日に生まれたこの子にぴったりだと思いました。ペリドットは黄緑のような色ですが、「碧」は「みどり」とも読みます。この漢字は「緑に近い青緑」を指すようですが、もともとは光沢のある美しい石を意味していたようです。待ちに待った第一子だったため、本当に宝物だよという気持ちととにかく幸せな人生にしてほしいという気持ちでこの名前をつけました。(あべちさん)
蒼 蒼(あおい)くん
夫が生まれたときの名づけ候補を義父から聞き、そこから連想して、夫婦2人で相談して考えました。まずは漢字を決め、何通りかの読み方を候補としていましたが、最終的な名前は上の子に選んでもらい、「あおい」となりました。(クララママさん)
碧輝 碧輝(あおき)くん
夫が海のように澄んだ心を持ってほしいという思いから「碧」を。私の父の名前が「光晴」、夫の名前が「光志」で、2人の願いを受け継いでほしい、そして2人を超えるような男の人になってほしいという思いから、「輝」の文字をとり「碧輝」にしました。いつでもひたむきで澄んだ心と自分の輝きを持っていてほしいです。(あおきママさん)
蒼翔 蒼翔(あおと)くん
妊娠後期の時期と予定日が夏だったので、夏らしく好きな漢字の「蒼」と、青い空を羽ばたくイメージで「翔」を組み合わせました! また、第3子なので上のお姉ちゃんお兄ちゃんと仲良く育つように、穏やかで丸いイメージの響きにしました。(ゆずママさん)
蒼翔 蒼翔(あおと)くん
上の子の名前に色が入っているので、色を使いたいと思いました。蒼翔には「草原を翔けるように自由にのびのびと元気に育ってほしい」という願いを込めました。今は制限も多い環境ですが、いつかマスクなしで自由に翔けまわってほしいと思います。(あおとまるさん)
蒼翔 蒼翔(あおと)くん
名字が夜空を連想させるものなので、同じく空を思い浮かべる、明るい気持ちになる漢字と、高く高く羽ばたいてほしい気持ちを込めて名づけました。加えて、両親共にバレーボールをしていて出会いも社会人バレーだったこともあり、息子にも触れ合って高く跳んでほしいという気持ちも同時に込めています。明るく、そしていろいろな物に触れて育ってほしいです!(あおくんママさん)
碧斗 碧斗(あおと)くん
結婚して5年、さまざまな不妊治療をしましたがなかなか授かりませんでした。当時勤めていた職場の上司や同僚は治療には非協力的で、「まだできないの?」などここには書けないような冷たい言葉を言われたり、通院のために遅刻や早退をすることが許される雰囲気ではありませんでした。10年以上勤めた会社でしたが、思い切って退職し職業訓練校に通って資格を取り転職しました。すると転職した途端に妊娠が発覚。申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら上司に報告しました。上司は嫌な顔ひとつせず温かく受け入れてくれました。社長を含め職場の皆さんがやさしく気遣ってくださり、体調も良く産休に入るまで元気に働くことができました。 本当に素敵な方々ばかりの会社で人として成長することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。その後無事に男の子を出産しました。職場の方々のようなきれいで澄みきった心、広い心を持ってほしいと思い、「碧斗」と名づけました。碧斗には人の気持ちが分かるやさしい子になってほしいと思っています。(okaraさん)
蒼晴 蒼晴(あおは)くん
晴れた青空の下、草木が青々としげるように伸び伸びと力強く、エネルギーにあふれた人生を送れるようにと名づけました。(あおはままさん)
葵羽 葵羽(あおは)くん
「葵」はパパの一番好きな向日葵から1文字を(夫も私もお花が好きで、姉にもお花の1文字が入っています)。みんなに愛されながら、広い心を持って伸び伸びと成長するように。
「羽」は自分を信じて、自分の決めた道を自由に生きてほしいと願いを込めて名づけました。パパの名前の「直哉(なおや)」と共通点もほしく子音を揃えてみました! 「なお」、「あお」ですごく気に入ってます♡(りぃちゃんさん)
碧葉 碧葉(あおは)くん
夫の好きな色は青。私の好きな色は緑。そして素直な心を持った人に育ってほしい。それが「碧」という字を選んだ理由でした。2人の好きな色を合わせ持つ「碧」。曇りのないきれいなあおい空と透き通った美しい海のような澄んだ心を意味合いに持つ「碧」。この子にはぴったりな名前だと思いました。絶対にこの漢字を使いたい!と2人とも思ったのですが、姓名判断でなんと名字との相性は最悪。どうしようかと両親の意見を聞くもやはりどちらも「名字との相性は重要なんじゃないか」と。私の名前はひらがななのですが、それは私が結婚したときにどの名字とも相性が良いようにと考えられたからでした。私は半ば諦め状態で、別の名前も考え始めていました。でもなかなか最初にこれだ!と思ったものを変えるのは難しいんですよね。そんな私に夫は最初から「そんなの関係ないでしょ」と。ああ、そういえばこの人はこういう人だったなあ……。占いとか神頼みとかを信じる私とまったく信じない夫。心配症でいつもわちゃわちゃしている私と冷静沈着でクールな夫。好きな食べものや趣味も違う正反対な私たちは、付き合いを含めて10年。改めて、私とは違うこういうところに惹かれたんだよなあと思いました。相性は大事かもしれないけれど、「私たちが思いを込めてつけた名前ならきっと大丈夫!」と、私たちは「碧」を使うことを決め、5月のさわやかで緑の多い季節に産まれたので後ろに葉を付けて「碧葉(あおは)」と名づけました。果たして正反対の私たちのどこが碧葉は似るんでしょうか。大声で笑う私と照れながら静かに笑う夫。ここは私ね、ここはあなたね、とそんなふうに言いながら過ごす日が楽しみです。でも、きっと2人の素直な心はきっと碧葉も似てくれるんじゃないかな。素直な心を持って生きれば必ずキラキラ輝く人生になる。碧葉、とってもいい名前だよ!(もなもずさん)
暁都 暁都(あきと)くん
夫が「暁(あきら)」という名前で長男には私の名前の字が入っているので、次男には夫の字をと思い「暁都」という漢字になりました。名前の意味は、「暁」は夜明けの太陽、「都」は人々が集まる場所という意味だと思っていて、夜明けの太陽のような、明るくもやさしい太陽のような人になり、たくさんの人々に囲まれ愛にあふれた男の子になってほしいと思いこの名前にしました!(あっくんままんさん)
章人 章人(あきと)くん
お兄ちゃんの名前が「湊人」で2文字目に「人」という字がついているので兄弟で関連した名前にしたくてまず「人」をつけることを決めました。そのあと「人」がつく名前を調べていくなかで、お兄ちゃんと同じようにあ行の響きが名前にあると呼んだときに明るくていいねと夫婦で話し、あ行の響きのある名前を挙げ、その候補の中から好きな漢字だった「章」がついている「章人」にすることになりました。名前の意味も勤勉や真面目といういい意味でとても気に入っています。(湊章ママさん)
瑛士 瑛士(あきと)くん
妊娠中の早い段階から名前を考えていたのですがなかなか決まらず、妊娠後期に入って夫婦で焦り始めていました。そんなとき、元気に走り回る自分の子に「あきくん」と呼びかけている夢を見て、何か縁を感じて「あき」がつく名前にしました。「瑛」という漢字にも、宝石のようにキラキラ輝く人生を歩んでほしいという意味もこめ、納得できる名前をつけてあげることができました。(ちびひろさん)
アコート将大 アコート将大(あこーとしょうた)くん
まさか自分がお母さんになるなんて……。甥っ子2人を見てきたので自分のなかでは子どもとの時間を持てたかのような気持ちになり、特に結婚や出産願望もなく仕事に打ち込んできました。仕事では管理職のポストにも抜擢され充実していました。そんななか、夫と縁あって結婚することになりました。もう40歳も目前でしたから子どもは半分諦め気分もありました。不妊治療中にストレスで気持ちの葛藤もありました。そして二度目の体外受精で息子を授かることができました。両親に報告すると父は心配そうでしたが、母はとても喜んでくれてすぐに私の3つ上の兄にも報告したと教えてくれました。兄は私たち家族にはやや厳しいところがあるものの、面倒見がよく手先の器用な人でした。口にはしませんでしたが、遅い私の結婚をとても喜んでいたそうです。日本語が話せない夫のことをとてもかわいがってくれて、夫の好きな車の話を一生懸命カタコトの英語で話してくれました。大きくなる私のおなかを見ても兄は何も言いませんでしたが、私の母には「無理をしないように言ってくれ」とよく言ってたそうです。きっと照れ臭くて直接は言えなかったのでしょう。息子が生まれる2カ月前、実家で少し兄と会いました。他愛もない会話をしてお互い家に帰りました。それが兄との最後の会話になるなんて想像もしませんでした。数日後、兄は登山中に滑落してこの世を去りました。私たちはあまりに大きな悲しみを受け入れられず、ただ泣くばかり。葬儀には驚くほどたくさんの方が来てくれました。それは兄がどれだけ人に慕われていたかを私たちに教えてくれるかのようでした。私はもうすぐ臨月ではありましたが、もともと細いタイプでしたのでそうおなかは目立つほうではありませんでした。喪服のワンピースを着ていたら言わなければ妊婦ともわかりません。兄の会社の方と挨拶をすると「お辛いですが元気なお子さんを産んでくださいね」と何人もの方に言われて驚きました。「そんなにおなかは目立たないのに……」と思っていると別の方に「妹さんの赤ちゃんが産まれること、とても楽しみにされて話してましたよ」と教えてもらいました。兄が外で私の話をしてたなんて……まったく想像もしていませんでした。それから息子の名前はすぐに決まりました。私の誇らしい兄の名前である「将」を1字もらって「将大」。兄のように人から慕われる強くやさしい子に育ちますように……。息子が成長してその話をできる日を楽しみにしています。(みーさんさん)
朝陽 朝陽(あさひ)くん
長男を連れての再婚、ステップファミリーですが、偶然にも、夫も長男も「あ」から始まる3文字の名前だったので、男の子でも女の子でも、生まれてくる子の名前も「あ」から始まる3文字の名前がいいなと思っていました。おなかの子が男の子だとわかり、夫が長男に「どんな名前がいいと思う?」と聞いたところ、しばらく考えた長男が「あさひはどう? 太陽みたいに明るい元気な子になるように!」と答えました。長男には「あ」から始まる3文字の名前にしたいとは伝えていなかったので、まさかの答えにびっくり(笑)。夫も気に入り、即決していました。漢字は夫が考えました。将来、お父さんとお兄ちゃんがつけてくれた名前だよと教えてあげたいです。(たにママさん)
旭 旭(あさひ)くん
夫の両親から、夫の名前は「匡(ただし)」か「旭(あきら)」のどちらかで、夫は「匡(ただし)」と命名されたと聞きました。ならば、と「旭」の漢字を用いようと思いましたが、読みは「あきら」よりも「あさひ」にし、たとえ暗いときがきても朝日のように明るく照らしてくれる、そんな人生を歩んでほしいと願い、漢字だけ「旭」をいただき呼び名は「あさひ」と変え、命名しました。(マイペースお母さんさん)
暁月 暁月(あつき)くん
もともと「暁」という字の意味が好きで、男の子が生まれたらこの字を使いたいと思っていました。画数の関係も気にして2文字目を探したときに「暁」の空のイメージにぴったりな「月」という字を見つけ、「あつき」と名づけました。9月1日に生まれましたが、この日はちょうど健診日で外来で暁子さんという助産師さんが見てくださいました。暁月と同じ漢字だと思って名前を見ました。その後陣痛が始まり入院へ。私たちのお産を取ってくださったのも暁子さんで、暁月はこの助産師さんに運命を感じて生まれてきたのかな?と思いました。立ち会いができないなかだったので、暁子さんの声かけが私たち親子の支えになったこと、感謝しています。(まいちゃんさん)
絢大 絢大(あやと)くん
初めての出産なのに、立ち会いができないことや面会に誰も来れないことを知り、1人で頑張らないといけない……。出産間近は不安でいっぱいでした。そんなとき、近所の子どもたちがあやとりしている姿を見て思いました。あやとりのように輪をつないでいける人になってほしい。また、漢字も織物が折り重なってきれいな模様、「絢」を作るように、紡ぎ・つなぎをどんどん「大」きくしていける人になってほしいと思い、「絢大(あやと)」と名づけました。コロナ禍で孤立しやすくなった世の中だからこそ、つながっていることは大切だと出産を経験して改めて思いました。1人で頑張らなければと思っていた出産でしたが、助産師さん、先生、看護師さん、そしておなかにいた絢大くん。みんなに協力してもらい出産できました。つながりがあるからこそひとつの命が生まれたと思うと、今は感謝でいっぱいです。(あやトマトさん)
愛莉亜 愛莉亜(ありあ)くん
長い不妊治療期間を経て、ようやく授かった命。「莉」という字は、「茉莉(ジャスミン)」に使われ、「神様の贈りもの」という意味がある。「愛莉亜」は、「2人の愛が育んだ神様からの贈りもの」という意味で名づけました。(よっしーさん)
安哩 安哩(あんり)くん
「安」は穏やかに広い心で、「哩」はマイル(自分の道をまっすぐに)。穏やかに広い心で、自分の選んだ道をまっすぐに進んでほしいと名づけました。(すみれさん)

 

 

「い」ではじまる名前

伊桜 伊桜(いお)くん
春に生まれたので「桜」を選びました。春の桜のようにみんなに愛され、親しまれ、周囲の人の心を和ませるような子に育ってほしいと思い名づけました。「伊」という漢字にも、周囲の調和を保つという意味があるそうです。(ちびまめさん)
伊央 伊央(いお)くん
まずは、命名診断にて画数からリストアップをしました。そのなかから、名字と違和感のないもの、あまり被らなさそうなもの、上の子と同じ2文字にしぼり、漢字の持つ意味合いが素敵なこの漢字に決めました。「伊」は調和をもたらし、「央」は真ん中などの意味合いがあります。たくさんの人に囲まれながら、笑顔で過ごしてほしいという願いを込めこの名前に決めました。(はるりーなさん)
壱織 壱織(いおり)くん
私は4姉妹の末っ子です。十数年前に、長女「静香」ががんで他界したのですが、姉のことが大好きだった私は、2年前に生まれた子どもに「静玖(しずく)」と名づけました。そして今回、2人目(男の子)の名前を決めるときにはまた「静」を使った名前をいろいろ考えました。しかし、姓名判断も少なからず気にしていたためか、なかなか良い名前に巡り合わず、決まらずにいました。そこで、「静」だけにこだわらずに考え、何個か候補を挙げて(それぞれの姓名判断の結果もつけて)夫に「このなかでどれがいい?」と聞いたところ、「うーん、これもこれも知り合いの子どもの名前に似てるし……。被らない名前がいいな……」と、夫もあまり納得してないようでした。そこで、「いおりはどうかな?」と言うと「それなら周りにいない名前だからいいんじゃないかな」と言ってくれたので、「いおり」という名前に決まってから漢字を決めることになりました。そして、私が一番気に入った漢字がどの姓名判断でみてもいい名前だったので、「壱織」に決定しました。が、実は私の姉(次女)が「香織」という名前なので、「静香と静玖、香織と壱織」になってしまい、きっと周りの人からは「シスコンだなー」と思われてるんだろうなーと思います。でもでも、本当はとっても仲良しの4姉妹で、本当に姉たちのことが大好きなので、静玖と壱織の名前には、母はとってもとってもとーっても満足しているのです♡ 仲良し姉弟になってくれますように♡(shinoさん)
依央吏 依央吏(いおり)くん
ローマ字表記にすると「iori」。iで始まり、iで終わります。愛がいっぱいの人生で始まって、愛がいっぱいで終われるような、幸せな一生をおくってほしいと願いつけました★ すでにたくさんの愛情もらって、すくすくと育っています♪(いおママさん)
一織 一織(いおり)くん
お兄ちゃんが中性的な名前だったので、この子にも中性的な名前をつけたくて考えました。同時に、子どもたちは3人とも和風な名前なので和風な名前にもこだわりました。そして「いおり」と調べると宮本武蔵の弟子の名前と同じだったので、名前は柔らかいけど強そうというイメージ。そして漢数字の「一」を使ったのは何事にも「一番」を目指してほしいという思いから。私の名前の頭文字の「い」と娘の名前の最後が「り」なのと、パパの名前が「武士」で将軍つながり(笑)なところも決め手でした。周りには男の子の名前には珍しいと言われますが気に入っています。(いーづんさん)
一輝 一輝(いつき)くん
長男が「陽輝(はるき)」、長女が「夕(ゆう)」という名前で、空に関する文字が入っているので、次男も空に関する字を入れたいと考えていました。兄妹みんなが一緒に輝き、一生が輝くものになってほしいという思いと、兄妹が仲良くという思いで、長男から「輝」の一字をもらいました。また、七夕に生まれてくれたので、お姉ちゃんの「夕」ともつながることになりました。一輝が、家族のまとめ役になってくれました。(くみさん)
一心 一心(いっしん)くん
「心」という字を入れたくて調べていて、「一心」という響きがしっくりきました。次男ですが、「一心」という名前をつけました。(nanaさん)
一生 一生(いっせい)くん
妊娠がわかってからワクワクしてすぐに名前を考え始め、どんな子になってほしいか、漢字の意味から、音から、画数から、親戚の漢字を1文字入れて……等々考えるもなかなかしっくりくる名前がなく……。さらには「次の健診で性別がわかりますよ」と言われてからもエコー時にしっかりお股を隠していてはっきり性別がわからず悩んでいました。そんななか、ふとテレビを見ると「高橋一生」さんの文字が目に入ってきて、「いっせい」にピンときて夫に話すと、夫も気に入ったようでした。28週の健診で性別が男の子とわかり、「いっせい」でほぼ決定。生まれてきて顔を見てから漢字も含めて最終決定をしようと。ここで想定外のことが……。24週ころから逆子になり、周囲には「まだまだ直るから大丈夫」と言われたものの、36週になっても逆子。38週で帝王切開での出産が決まりました。経膣分娩で出産したかったのですが、泣く泣く帝王切開での出産となってしまいました。帝王切開がいやだと涙を流しながらの出産や、手術中に呼吸が苦しくなってしまい死ぬかもとも思いましたが、そんななか生まれてきてくれたわが子はとてもかわいくてかわいくて感動の涙となりました。コロナ禍で産後は夫のみ1時間面会可能でしたが2人で泣いて泣いて「かわいいね」とわが子の顔を眺めていました。そんなわが子に「生まれてきてくれてありがとう」と感謝の気持ちを込めて「一生」と名づけました。これからどんな子に成長するのか楽しみです。(一生ママさん)
衣紬 衣紬(いつむ)くん
やさしい子にという思いと好きな漢字「紬」を使いたく、かつ、中性的な名前が良くてとても悩んでつけました。呼ぶと男らしく漢字は柔らかい雰囲気になりました。(のんままさん)
絃人 絃人(いと)くん
第1子である娘の次に、第2子である息子を授かりました。娘のときはなかなか妊娠することができずに不妊治療の末にできた子どもだったため、第2子を授かる可能性にそこまで期待をしていませんでしたが、娘と2歳差で自然におなかにやってきてくれました。娘のときは妊娠中に大きなトラブルもなかったため、妊娠したあとは当たり前に生まれてくるものと信じていましたが、何度も出血を繰り返し管理入院をすることになりました。大量出血をして入院したときに医師からは「出血が止まらなかったら今回の赤ちゃんは諦めてください」と告げられ、「せっかくきてくれたのに産んであげられないかもしれない。ごめんね」と病院で1人泣いた日もありました。何度も入院を繰り返すことでおなかの子どもへの申し訳なさ、夫や娘を家に置いて入院してしまうことの申し訳なさ、仕事を休んでしまう申し訳なさなどいろいろな葛藤がありました。それでもなんとか持ち堪えてくれた息子は切迫早産の管理入院を経て、臨月に入った日に早産でしたが無事に生まれてきてくれました。しかし、生まれた直後に呼吸障害のあった息子はすぐにNICUに緊急搬送されてしまいました。もっとおなかにいさせてあげられたらこんなことにならなかったのでは? 私が母親じゃなければこんなことにならなかったのでは? と後悔の念に押しつぶされそうになっていると助産師さんが「赤ちゃんは親を選んで自分が生まれたい日に生まれてくるのよ。お母さんに早く会いたかったのね」と言葉をかけてくれました。その言葉を聞いてせっかく選んで来てくれたのに私がしっかりしなくてどうするんだと気持ちを持ち直しました。しばらく管理入院を経て、息子が退院してきた日は娘の退院とはまた違った命の重みを感じました。退院前にとったMRIの結果では呼吸障害の影響が少し脳に出ているのでもしかしたら今後後遺症が残る可能性があると言われています。しかしどんな形であれ、私たちの元に生まれてきてくれた大切な息子です。生まれてきてよかったと言ってもらえるように育てていきたいです。私たち夫婦と息子をつないでくれた運命のいと。そして今回息子はたくさんの人たちに支えられて今生きることができています。今後は息子自身がたくさんの人と素敵な関係を築き、人と人とをつなぐ存在になってほしい。そんな願いを込めて「絃人(いと)」と名づけることにしました。(あずママさん)

 

 

「え」ではじまる名前

瑛太 瑛太(えいた)くん
瑛太は、4人目の3男です。上に兄2人と姉1人がいるのですが、上の兄たちは名前の1文字に必ず「太」が入ってるのです。やっぱり、兄弟みんな同じで「太」を入れてほしいという長男からの希望で必ず入れようと考えました。周りとあまり被らないようにとも考えて考えて頭がはげてしまいそうになるくらい考えました(笑)。候補は、ある程度絞られてしまい同じ名前の友だちもたくさんいました。三男だし、違う名前でもいいかな? と悩んだりもしました。けれど、兄弟たちの意見を尊重してあげたいこともあり2つに絞り、家族みんなで会議をして決めました。そして、明るく元気で澄んだ子に輝いた人になってほしいとの思いを込めてつけました。(瑛太ママさん)
英太 英太(えいた)くん
自分は昔から子どもが好きで、学生のころから子どもの名前を考えるほどでした。ある日子どもの名前を考えていたとき、いずれ生まれてくる子どもにはおじいちゃんにあたる、自分の父から1文字もらって名前をつけようと思ってました! 自分がおじいちゃんから1文字もらったように子どもにもそうしようと思ってました。ですが、自分の父は病に犯され、孫を見る前に亡くなってしまいました。それでも子どもには親の1文字をつけたい、でも生きてる人を大事にしたいと思い、自分の親からではなく、妻のお父さんの1文字をもらいました! 義理の父「英ニ」、私の名前「惣太」から「英太」とつけました! 妻のほうは、3姉妹なので、初孫の初男を喜んでいます! 自分の父の名前の漢字は2人目以降にしたいと思います!(そーたさん)

 

 

「お」ではじまる名前

央遂 央遂(おと)くん
パパの名前が「史寛(みお)」。「みお」って女の人は結構いるけど、男でこの名前は珍しく、パパが友人と遊ぶときは友人が彼女に浮気を疑われることも多かったそうです。でも、パパ本人も私もこの名前が大好き。子どもにも男の子でも女の子でもおかしくない、でも男の子らしくカッコよく、漢字にはしっかり意味を込めて自分の名前を好きになってほしいという思いがありました。ママが大好きなパパのように、みんなの中心に立ち広い心を持って、そして諦めずやり遂げる強い心を持ってほしいという願いでつけました。漢字の見た目がパパの名前と似てるのもお気に入りです。息子にも自分の名前を好きになってもらえるとうれしいです。(おとママさん)

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