2023年今年生まれた赤ちゃんの名づけエピソード：は行（男の子）

【目次】
・「は」ではじまる名前
・「ひ」ではじまる名前
・「ふ」ではじまる名前

「は」ではじまる名前

把琉（はる）くん

把は掴み取る、琉は宝石、宝物。人生の中で夢だったり、大切な人だったり、自分の中で宝物だと思えるものを手に入れられるように。そして掴み取ったその手で大切にして輝かせてほしい。何より「あなたは私たちの宝物だよ」という意味を込めました。（なおさん）

晴翔（はると）くん

私が晴れるという漢字を、夫は翔という漢字を入れたくて、晴翔（はると）か翔晴（しょうせい）が候補となりました。しかし翔晴だと、いとこの子どもと読み方が同じになってしまうので、すぐに晴翔で決定しました。明るく晴やかで、澄んだ心を持ち、自由にのびのびと、夢に向かって羽ばたいてほしいという願いを込めています。そして、晴翔が自分の名前を気に入ってくれるといいなと願っています。（ゆんちゃんママさん）

陽日（はるひ）くん

私たち夫婦は結婚7年目ですが、なかなか子どもができませんでした。不妊治療にも通院しましたが、気持ちが追いつかず数カ月で断念。キャンプが共通の趣味で、柴犬も2匹飼っているので、4人で楽しく暮らしていければいいかな…と自分を納得させようとしていました。しかし、夫が2年前にがんを患い先が見えない不安もあり、妻の私を1人残して死ねないと強く思ったそうです。夫の強い希望もあり、もう一度不妊治療をおこない、授かることができました。この子がおなかにいるとわかった瞬間、私たちの日々が晴れ渡りました。名づけはたくさん悩みましたが、太陽のように私たちを照らしてくれて、気持ちを晴れやかにしてくれたこの子に陽日という名前がぴったりだと思いました。妊娠中、夫は再発が見つかり、手術に抗がん剤と放射線治療をおこない2カ月の入院生活をしましたが、この子が私たちを暖かく包み込み、明るい気持ちにしてくれたおかげで乗り越えることができました。（クマちゃんさん）

晴琉（はる）くん

妊娠がわかってから、名前を決めるのはパパの役目に！初めてのパパの仕事と言って張り切っていました。「ハルと言う響きがいい」と妊娠4カ月ごろに決まり、それから名前を呼びながらおなかに話しかけてました。漢字はたくさん迷いましたが「【晴】のびのびと育ってほしい、【琉】海のように広い心を持ち、あたたかい風のようにやさしい子に」と願って名づけました。【琉】は、パパの名前である龍という漢字と同じ読み方だったので、この漢字にしました！（ゆかさん）

悠暉（はるあき）くん

画数のいい名前をネットで探して、私と夫が気に入った名前が悠暉（ゆうき）でした。ある夜、夢の中で「はるあき」という男の子が出てきて、私はなんとなく素敵な名前だなと思って覚えていました。起きてから「はるあき」と読める同じ画数はないか検索したら、なんと悠暉は「はるあき」と読めることが判明。これはもう運命だと思い悠暉（はるあき）に決まりました。（悠暉ままさん）

春輝（はるき）くん

5月に生まれたので季節は春でした。妊娠して2週間も経たないうちにつわりがひどくなり、トイレとベッドにしか行けず、10カ月になるまで外にも行けず、病院に行くときでさえ、車に乗る前に吐き戻し、乗ったあとにすぐに戻し、病院でも戻し倒れてしまいました。本当につらい10カ月間を過ごし、出産時も長引いて吸引分娩になってしまい、生まれてきてくれたとき、いろんな気持ちが溢れ出てきました。初めて見たときにわが子が輝いているように見えたので、春に輝くとし、春輝という名前にしました。（きんちゃんママさん）

遥斗（はると）くん

結婚3年目にしても授からず、不妊治療専門の病院を受診した直後に妊娠がわかりました。人工授精など本格的な治療を始める前に自然妊娠にて授かり、うれしかった気持ちもありますが、何より驚きが大きかったです。妊娠中は、私の甲状腺疾患の数値が悪く、流産する可能性もあると言われ続け、心配な毎日でした。夫の名前から一文字もらい、胎児ネームは「ベビ太」。妊娠後期には、本格的に名前の候補を絞り始め、柔らかい印象の名前にしたいねと夫婦で話し「はると」が候補に。また漢字については、妊娠がわかってから色んな困難がありましたが、すべて乗り越えてきてくれたわが子に、どんな困難が待っていてもそれを遥か乗り越えられるような人になってほしいという意味を込めて、「遥」という漢字を用いたいなと話し合っていました。ところが予定日の1カ月前に、夫の親友から連絡があり、子どもが無事に生まれたこと、名前を「陽斗（はると）」にしたことを聞きました。さすがに親友と重なるのはよくないと再度候補を考えようと話をしましたが、翌日の妊婦健診で切迫早産と診断され入院。そのまま出産となりました。出産後も名前をひたすら考えましたが、すでに「はると」と、毎日おなかに声をかけており、他の名前だと違和感しかなかったので私たちの中で「もうこの名前しかない！」という結論に。夫の親友の子とは漢字が一文字違いますが、同じ呼び方で誕生日も近いので、とても親近感を持っており、将来一緒に遊ぶ姿を見るのが楽しみとなっております。（ちゆっきーさん）

春樹（はるき）くん

1月生まれですが、寒い冬を乗り越えて春に芽吹く樹木をイメージして春樹と名づけました。ゆっくりでもいいからのびのびと育ってほしいという気持ちも込めています。姉は夏帆という名前なので、季節で揃っているところや、「はる」という柔らかい音もとても気に入っています。（春樹のかかさん）

珀優（はくゆう）くん

2人目が男の子だとわかったとき、驚いたと同時にワクワクする気持ちが高まりました！名前は、お姉ちゃんの名前にも入っている「優」を使って、やさしい子に育ってほしいという思い。そして、今までに出会ったことない名前がいいと思っていました。「優大くん」「優生くん」「優介くん」……。「優」という漢字は、相手の立場になって考えることができるやさしい子になってほしくて絶対につけたかったので、毎日さまざまな名前を考えていましたが、パパが「今までに出会ったことのない名前にしよう！」という思いが強かったので、なかなか決まりませんでした。そして毎日じっくり考えて話し合って、辿り着いたのが「はく優（ゆう）」。「はく」の漢字を探している中で「珀」を調べたところ、私たちの思いとピッタリで感動してしまいました。「珀」には、長い年月をかけてできた宝石という意味から転じて、努力を積み重ねて成功することを願って……という意味が込められている漢字と知り、「この漢字を使いたい！」という気持ちに。ただ、私たちの中では「はくゆう」は初めて聞く名前でもあり、少し心配もありました。しかし、親や友だちに伝えたとき、「いいじゃん、よく考えたね」「素敵な名前を考えたなぁ」と言われたこともあり、安心して名前をつけられました。珀優はあっという間に8カ月を過ぎました。ハイハイができるようになり、いつも大好きなお姉ちゃんを追いかけています。2人で笑い合っているときは、こちらまで幸せな気持ちになります。これからも、人にやさしく、みんなを幸せにできる人になりますように。（はっくんママさん）

治希（はるき）くん

40代での結婚、そして初めての妊娠。出産となるとさすがに自分だけのことではなくなり、幸せな気持ちと同時に「無事に生まれてくれるだろうか」「出産は命懸けというけれど、もしもの時はやはり、自分よりこの子を助けてほしいと思えるだろうか」と思っていました。名づけについても、候補を絞りきれないまま予定日が迫っていました。そんな時、ふと理想のイメージを一旦置いて、シンプルに夫の名前と私の名前から1文字ずつ取って並べてみることに。響きが心地よく感じられたのが「治希」です。こだわりの少ない夫の唯一の希望が私の名前から1文字とることであり、ほかの家族も気に入り、念のためにと調べた字画もこれまでの候補の中で一番バランスがよかったので、「治希」という名前に導かれているように思えました。当初のイメージとは異なりましたが、「治希」という名前がわが子にしっくりくる感覚がありました。コロナ禍も収束に向かい、立ち会いが許可される産院も多いなか、私たちの病院は面会すらまだ許されず、1人で臨んだ出産でした。「ここまできたら赤ちゃんと一緒に先生方を信じて頑張るしかない！」と思いつつも、陣痛はつらくて長く、大変な時間でした。破水から13時間後、無事に生まれてくれたその顔を見て「やっぱり名前は治希だ」と自然に思い、夫にそう告げました。両親の名前から1文字ずつというのは、名づけとして珍しくないと思いますが、私たち夫婦のもとに、春を選んで生まれたわが子の人生が健やかで晴れやかであることを、そしてそれが希望に満ちた道であることを、私たちは願って止みません。（38318さん）

「ひ」ではじまる名前

大翔（ひろと）くん

私が大きくはばたいてほしいと願いを込めて、「大翔（ひろと）」がいいと思っていて、主人も「いいね！」と賛成してくれていました。ふと、ひろとの漢字を見て、「大谷翔平を略した漢字になっている」と主人がいい出し、大好きな大谷翔平から漢字をとったようにもなり、嬉しくなり、決めての一つになりました！　大谷翔平選手みたいに活躍できる子にもなってほしいです。（みいみさん）

星（ひかり）くん

「光輝く、星になれ」星に願いを込めて、希望の光。どの道に進んでも、光輝くスターのような才能を発揮できるよう願って。周囲を明るく照らすことのできる光のようなに人になってほしい。どんなときでも向上心を持ち、輝きを失わない人に育ってほしいと願って。そして周囲の人たちの希望の光となる存在になってほしいという祈りの気持ちも込めて。（ひかりママさん）

大翔（ひろと）くん

元々嵐の櫻井翔さんが好きだったのもありますが、男の子にはどこまでも大きく羽ばたいてほしい、自分の道を翔けぬけてほしいという思いがあり、「大翔（ひろと）」と名づけました。大翔は様々な読み方がありますが、大という字は、大切・大事・大丈夫など人をポジティブに心穏やかになる言葉も多く、明るい未来になるようにと選びました。翔という字は字の通り、翔けるという真っ直ぐな気持ちを表したく、この字を選びました。（ひろママさん）

耀里（ひかり）くん

妊娠妊娠がわかる前、夢を見ました。真っ白な空間に 4 歳くらいの男の子がいて、「僕がひかりだよ」と言いました。目が覚めると不思議と安心感があり、あの子がきてくれるんだろうなぁと自然にそう思いました。夫婦で子どもを望んでいたので、妊娠がわかったときにはとてもうれしく、あの男の子に会えるのかとワクワクしていました。私の心に温かいひかりを感じました。名前を考える際、始めは“ひかり”という名前にしっくりこず、他の名前を考えましたが、どうにも決まらず夫と一から考えてみようと話をしました。夫が「好きな歌があるけど、曲名が思い出せない」と言って、YouTube で探していたところ、その歌が『いのちのひかり』という歌であることがわかり、2人でとても驚き、その瞬間にやはりこの子はひかりだと確信し、名前を決めました。（もいもいママさん）

日鞠（ひまり）くん

1人目の名づけはパパの希望で、上から読んでも下から読んでも「みうらうみ」。2人目は右から読んでも左から読んでも「MIURARUIM」→「みうらるい」。３人目は「三浦三」だと冗談言ってたところにやってきた3人目。世界各国の3の読み方（ギリシャ語→トレア、アラビア語→サラサ、など）を調べたけど、さすがに当て字感でかわいそう……と、結果「三（サン→sun）」+「flower（誕生日8月7日→はな）」＝「ひまわり」→「ひまり」＝「日鞠」に決定。ころんとしたかわいらしい、やさしくぽかぽかした女の子になりますように。（日鞠ママさん）

陽向（ひなた）くん

私も夫も子どもが大好きで、私たちもすぐ子どもを授かると思っていましたが、なかなか授かることができませんでした。産婦人科を受診したところ、不妊治療が必要で1年以上はかかると思って気長にがんばるよう言われてしまいました。もっと早く受診すればよかったなと思いつつ、処方された薬を飲むタイミングを数週間待っていたところ、幸いなことに妊娠することができました。1年以上先だと思っていたのに、私のおなかにきてくれて、それはそれはびっくりと喜びが大きく、夫も両家の家族も一気に笑顔で幸せな気持ちになりました。まだうまれてないのにおなかに存在するだけで、周りをこんなにも明るくするなんて、とてもすごいなと思いました。両家にはそれぞれに悲しいでき事があり、それぞれ乗り越えていかなければならないタイミングでした。そんな中、この子の存在がみんなを明るくする一筋の光のようでした。この子は、みんなを明るく照らしてくれる太陽みたいな子だなと思い、名前には『陽』という字を使えたらいいなと思いました。また周りを明るくするだけではなく、この子自身も穏やかに幸せに、明るく元気になってほしいとも思い、そんな願いをこめられる名前がいいなと思いました。名前には男の子には戦国武将のようなかっこいい名前、女の子にはお花のような柔らかい名前がいいなと妊娠前から考えていました。妊娠してしばらくは、私も含め誰もが女の子だと思っていたので、女の子の名前を中心に考えいたところ、男の子であることがほぼ確定。そこからおなかの子の愛称を『ぽこた』にして、みんなで話しかける日々でした。かっこいい名前を中心に考えていましたが、どれもしっくりこず、どんどん予定日が近づいてきます。そして『ぽこた』と呼びすぎて『◯◯た』じゃないとしっくりこなくなり、実家に向かう車の中で、夫がふと『ひなた』は？と言い出したのです。『◯◯た』がいいなと思っていたことは、夫には伝えていなかったのでびっくり。日向っていつもぽかぽかで幸せな気分にもなるし穏やかな気持ちになるなと思い、名前に込めたいことが詰まってるなと感じました。漢字を考えてみると、明るい太陽のほうに元気に前向きに向かっていってほしいという気持ちを込めて『太陽に向かう』で『陽向』、名前に込めたい願いが入る『陽向（ひなた）』がとてもしっくりきて、計画分娩日の2週間前に、やっと名前が決まりました。生まれた日は、太陽がキラキラのすっかり晴れた日でお顔を見たら『陽向』でぴったりだなと思いました。うまれてきてくれてありがとう☆（ひなママさん）