【医師監修】妊娠したかも…と思ったら注意すること

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監修者プロファイル

医師池谷 美樹 先生
産婦人科 | 横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長

岐阜大学卒業、日本赤十字社医療センターで初期研修後、同センター常勤医師として勤務、東京慈恵医科大学産婦人科講座入局、博士号取得、国立成育医療研究センター周産期診療部勤務、日本赤十字社医療センター産婦人科勤務を経て、現在は横浜市立みなと赤十字病院産婦人科 副部長。

【医師監修】妊娠したかも…と思ったら注意すること

 

妊娠したかも…と思ったら、もしくは妊娠が判明したら気をつけることをラインナップ。妊娠前、普通にしていたことでも、胎児に影響を及ぼすこともあります。

 

妊娠初期に注意すること

□薬、サプリメント

□タバコ

□アルコール

□乗り物

□ダイエット

□カフェイン

□アロマ

□運動

□車、自転車の運転

□ヒールの高い靴

 

どうして注意しないといけないの?

●薬、サプリメント

妊娠7週までは一番影響を受けやすい時期。自己判断はやめて医師に相談しましょう。妊婦さん用のサプリメントは積極的に飲むようにしましょう。

 

●タバコ

タバコに含まれるニコチンには、血管の収縮作用があり、赤ちゃんへの酸素量を減らしてしまいます。妊娠がわかったら禁煙し、副流煙にも気をつけましょう。

 

●アルコール

お酒は「胎児性アルコール症候群」のリスクを高めます。妊娠がわかったらお酒もやめたほうが賢明です。

 

●自転車・車の運転

基本的におすすめしません。妊娠初期は気分が悪くなったり、ボーッとして注意力が散漫になる傾向があるため、妊娠経過が良好でも、必要以外の自転車や車の運転はなるべく避けましょう。また、シートベルトは必ず装着するようにしてください。

【妊娠中のシートベルト装着時のポイント】(※)
1.常に肩ベルトと腰ベルトを共に着用する。
2.肩ベルトは首にかからないようにする。
3.肩ベルトは両胸の間を通し、腹部のふくらみにかからないように、脇腹へ通す。
4.腰ベルトは、腹部のふくらみを避け、腰骨のできるだけ低い位置を通す。
5.運転時は、腹部のふくらみとハンドルの間に若干の空間を作るため、座席シートの位置を前後に調整する。

 

●ダイエット

妊娠がわかったら自己流のダイエットは中断しましょう。おなかの赤ちゃんが元気に生まれてくるためにも、計画的な体重管理について医師や助産師と相談しましょう。

 

●カフェイン

コーヒーや紅茶を1日1〜2杯程度なら問題ありません。ですが大量に摂取すると、流産や早産、低体重児の原因になると言われています。

 

●アロマ

アロマのなかには、妊娠中に気をつけたほうがいいものや、禁止されているものがあります。今まで使っていた人も、妊娠したかもしれないと思ったときには使用を控えましょう。妊娠中でも安心して使えるアロマもあります。

 

●運動

激しい運動や競技中に他者との接触が起こる可能性のあるもの(バスケットボールなど)、転倒の恐れのあるもの(スキー、スノーボードなど)はやめておいたほうがいいでしょう。

 

●ヒールの高い靴

普段から履きなれているのであればそのままでも構いませんが、転倒の危険があるのでおすすめできません。ヒールが高くなくても、ミュールやサンダルはバランスが崩れやすいので避けたほうがよいでしょう。

 

参考:

全ての座席でlシートベルトを着用しましょう|警察庁Webサイト シートベルトの正しい着用方法について

 

 

 

 

 

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