義理の母が「育児をする」と言います
今年の春に、男の子の出産を予定しています。共働きのため、産休後は私の実家と夫の実家で交互に面倒を見てもらうつもりでいました。私の実家は、祖父母、父母、妹弟が一緒に暮らす大家族で、「みんなで子どもの面倒を見る」と言ってくれています。ところが、義理の母が「仕事を辞めて、私が全面的に世話をする」と言ってきました。気持ちはありがたいのですが、1カ月のうちの20日以上を、60歳近い義母ひとりに面倒を見てもらうことに抵抗を感じています。義理の父もいますが、子どもの面倒などまったく見ないような人です(実の娘の子に対する接し方で、そう感じます)。しかも、出産と同時期に義理の父が定年退職し、65歳までは退職金で暮さないといけないことも収入面で心配しています。義理の母に負担をかけさせないようにするのはどうしたらいいでしょうか? 私の仕事場には保育所があるので、そこの利用も考えていました。しかし、義理の父母は「保育所に預けるなんて、子どもがかわいそう」と反対しています。
義理のお母さんの申し出も理解できますが、基本的には親が主体となって子どもを育てたほうが良いでしょう。したがって、あなたの職場の保育所に預けることが、親子にとっての安心に繋がると思います。とはいえ、子どもが熱を出したりすると、保育所では預かってもらえません。そんなとき、急には仕事を休めないこともあるので、実家のサポートが必要になります。このような万一のときの育児を、両方の両親に頼んでおくといいでしょう。義理のお母さんから「保育所に預けるのは、かわいそう」と言われたそうですが、むしろ複数の家に預けられるほうが、子どもにとっては不安です。自分にとって安心できる居場所が定まらないからです。また、あなたのご実家の両親と義父母との間で、感情的なトラブルが起きる危険性もあります。そうした面からも、保育所に預けるのが一番だと思います。