「ワガママを直せ」という義父母
1歳8ヶ月の男の子が1歳になるころから、主人の両親と同居しています。
最近、息子が食べ物を投げたり手を突っ込んだりするようになりました。夜泣きは大分落ち着いてきましたが、気に入らないことがあるとひっくり返って大泣きします。おもちゃなども、うまく遊べないとかんしゃくを起こして大泣きします。
私は成長過程のひとつだと思って、今はあまり怒らずに「投げちゃダメだよ」「こうやってみれば?」「泣かなくていいのよ」くらいにしか言いません。また、この年齢なら手づかみで食事しても仕方がないと思っています。
でも義父母からは、子どもの前で「ワガママだ」「このかんしゃくは直さないとダメよ」「こんなワガママのまま大人になったらどうするんだ」と言われます。
もっと子どもに対して、怒らないといけないのでしょうか? 私はこんな意見を押し付ける義父母に対して、かなりの不満と不快感を持っているのですが…。でも、そんな不満が子どもにも伝わるから不安定なのかしら?と、最近は心配になってきました。
息子さんは、第1次自立期に入っているため、自分でやりたがることが多くなっています。まだ上手にはできないので、食べるのも手づかみになってしまいます。でも、自分で食べることができ始めたので、楽しくて仕方がないのでしょう。
また、腕の筋肉が発達しているので、何でも投げたがります。発達してしまえば、あまり物を投げなくなります。当分、外でボール投げなどを毎日やらせてあげるといいでしょう。気に入らないと物をひっくり返すことも多いですが、「ダメなことはダメ」と恐い顔で言いましょうね。
この時期の子には、とにかく外遊びをたくさんさせてください。そして、食事は少なめに与えましょう。
おじいちゃん、おばあちゃんに上のことを話しても分かってもらえず、相変わらず「汚い、うるさい、わがまま」と叱られてしまうようなら、何を言われてもあまり気にしないようにしてください。
なるべくなら、そうした叱責を息子さんに聞かせないようにしたいものです。「子どもの養育は両親が責任を持ってやっているから、心配しないで」ということを角が立たないように伝えられるといいですね。