義母と母の育児への考え方が180度違います
1歳9カ月になる息子は、眠りたいのに眠れないとき、眠り足りないのに起きてしまったとき、自分でやりたかったことをさせてもらえないときなどに、大泣きして人を叩いたり、ギャーギャー騒いだりします。言って聞かせようとしても、伝わりません。今まで、育児については同居している義母の言うとおりにやってきました。義母は、「かんしゃくを起こしたときには、相手にせず無視したほうがいい。落ち着いたら、言って聞かせるのが一番」と言います。そのとおりにしたところ、息子は1時間くらい泣き続けます。今は里帰り中で実家にいるのですが、母はその方法を見て「そんな接し方はかわいそうだ」と言います。義母と母、どちらの考えが正しいのか、迷ってしまいます。
お子さんがかんしゃくを起したとき、義母のアドバイスどおりに無視すると泣き続け、実家のお母さんからは「そんな接し方はかわいそう」と言われ、どう接したらいいのかわからなくなってしまったようですね。1歳9カ月ごろの子が寝ぐずりやかんしゃくを起したときに、親が気分を変えさせようと何かをしても無駄に終わることが多いものです。この時期の子どもは、日中に動くことが少なかったり昼寝をしすぎたり、寝る前に興奮するようなことがあると、なかなかスムーズに寝つけません。そんなときにはよくかんしゃくを起しますが、本人は泣いているときに大きな声で話しかけられたり、あやされたり、相手になろうとされると、とてもうるさく感じるようです。したがって、泣いたりぐずったりするときには、「無視する」というより、そばにいて黙って見守ってあげるといいでしょう。もう少し成長すれば、足腰もしっかりして体いっぱい遊べるようになります。すると、夜には疲れてぐっすり眠れるようになるでしょう。