新生児聴力検査はやはり必要?

新生児聴力検査はやはり必要?

出産時、新生児聴力検査をするかどうか聞かれましたが、任意検査であったためにしませんでした。
 しかし、生後2カ月のころに風邪で小児科を受診したとき、「大事な検査だったのに、どうして受けなかったの? 今でも大丈夫だからまだ受けてください」と言われ、出産した病院に電話しましたが、入院中しかしてないと断られました。
 区役所に電話してその旨を話すと、「その検査は新生児に検査することに意味があり、生後2カ月の子にしても、正確なデータが得られるのだろうか? してもあまり意味がないのでは?」と言われました。
 小児科の先生とあまりに意見が違うことを伝えたのですが、「日常生活で気をつけるだけで十分なのでは?」と言われました。
 大きな音にビクッとしたりはするのですが、やはり2カ月たった今でも、新生児聴力検査は受けたほうがよいのでしょうか?

専門家の回答

最近、生まれたばかりの赤ちゃんに、聴力のスクリーニング検査をする施設が増えてきています。
 これは、生まれつき聴力に障害を持つ赤ちゃんが、0.1~0.5%いるといわれており、それを早く発見して、早く援助をすることが、言葉の発達の上で大切だと考えられているからです。
 聴力スクリーニング検査の機器は、生後2カ月でできないものではないはずです。ただ現状では、新生児を対象に分娩施設のあるところで行っているところがほとんどです。
 したがって、生後2カ月の赤ちゃんに聴覚についての検査を希望するなら、スクリーニング検査ではなく、きちんとした検査を受けたほうがいいと思います。その場合には、耳鼻科か小児科でも、小児神経科などで検査できる機器を備えているところを受診してください。
 大きな音にビクッとしても、騒音レベルの音が聞こえているということになりますが、話し声レベルの音が聞こえていることにはなりません。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。
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