甲状腺機能亢進症の授乳は可能?

甲状腺機能亢進症の授乳は可能?

妊娠28週目に入りました。数年前から甲状腺機能亢進症の治療を受け、薬を飲み続けていますが、今は妊娠中ということで治療目的ではなく、再発防止のためごく少量の薬しか飲んでいません。
先生から「出産後に急に悪化する可能性があるので、大量な薬を飲まなければならないかもしれない」と言われました。そんな状態で、出産後母乳による授乳は可能でしょうか?

専門家の回答

甲状腺機能がコントロールされていないと、流産や早産になりやすくなります。また、薬による治療を行っているときに妊娠した場合、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)や低体重児出産となる可能性も高いので、注意が必要です。甲状腺機能亢進症の場合、妊娠初期に症状が悪化し、中・後期には改善し、出産後に再び悪化・再燃、というように経過することが多いのです。したがって、出産後は医師の指示に従って、無理せずに行動するよう気をつけましょう。
授乳に関しては、母乳に入りやすい薬(薬品名:メルカゾール)より、母乳に入りにくい薬(薬品名:チウラゾール)を選べば、問題ないといわれています。ただし、授乳対策については産後の体の状態にもよるため、その時点でまた主治医と相談して決めることになるでしょう。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三鷹レディースクリニック院長

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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