安静中にできる家事はどの範囲ですか？

子宮頸管長の短縮は、早産を予知するためのスクリーニング検査で確認する内容の1つです。妊娠24週の標準的な子宮頸管長は37～40mm前後であり、25mm未満の方は早産リスクが約6倍高くなるといわれています。30mm未満の現在の状態は、要注意だと考えられます。

切迫早産の治療ではまず安静が第一であり、自分でできる最大の治療法です。安静にするだけでも、かなりの早産予防効果が期待できます。今回の安静での具体的な行動は、性行為をしない、外出をしない、家事は15～20分程度の短時間に留める、入浴はシャワー程度にする、といったことかと思います。また、腹痛や腰痛が生じたら、すぐに横になることが大切です。したがって、極力横になっていらっしゃるのはよいことですが、犬の散歩や洗濯はやめておきましょう。