妊婦健診のたびに尿タンパクが＋になります

妊娠中にタンパク尿が出現した場合は、後に高血圧を発症する「妊娠高血圧症候群」となるものか、あるいはタンパク尿のみの「妊娠タンパク尿」なのかを調べる必要があります。妊娠タンパク尿は、母体と胎児に影響を及ぼすことはないとされており、正常妊娠の尿タンパク濃度は、尿検査試験紙1＋（30mg/dl未満）くらいまでは、問題ありません。尿が濃縮し、中間尿が取れずにおりものが混ざると、タンパク尿偽陽性となるので、気をつけましょう。心配なら、尿のタンパク量を測ってもらうといいでしょう。