Amazonが提供する子ども向けサブスクリプションサービス、Amazon Kids+。
子ども向けの書籍、ビデオ、ゲームや知育系アプリなど数千点ものコンテンツが使い放題で、対象年齢も3歳~12歳と比較的広いため、多くの方に利用されている人気のサービスです。
しかし、残念ながらAmazon Kids+には、一部利用できない端末があります。また、端末によって利用できるコンテンツも異なります。
この記事では、Amazon Kids+の対応端末、そして端末ごとの利用可能コンテンツをまとめていきますので、利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
Amazon Kids+の対応可能端末
2021年8月時点でのAmazon Kids+の対応可能端末は、下記の4種類です。
- Fireタブレット/Fire キッズモデルタブレット
- Kindle/Kindleキッズモデル
- Android端末
- Chrome OS端末
端末によって利用できるコンテンツが異なる
まずは、下記の端末別対応表をご覧ください。
アプリ・ゲーム | 本 | ビデオ | Webアプリ・ゲーム | |
Fireタブレット/Fireキッズモデル | ○ | ○ | ○ | ✕ |
Kindle/Kindleキッズモデル | ✕ | ○ | ✕ | ✕ |
Android端末 | ✕ | ○ | ○ | ○ |
Chrome OS端末 | ✕ | ○ | ○ | ○ |
端末によって利用できるコンテンツに違いがあり、例えばKindle/Kindleキッズモデルは、書籍だけが対象コンテンツとなっています。
では、それぞれの端末の特徴について、確認していきましょう。
Fireタブレット/Fireキッズモデル
Fireタブレットの対象コンテンツのひとつ、「アプリ・ゲーム」は、Amazonのアプリストアからダウンロードできるものが対象となります。
その他の子ども向け書籍、ビデオ、学習用アプリなどは無制限で好きなだけ利用可能です。
Fireキッズモデルに関しては、「2年間限定保証」が付いています。子どもが使用するものなので、落としたり水に濡らしたりといったトラブルは付き物。そういった場合にも、無償で交換してもらえます。
Kindle/Kindleキッズモデル
Kindleは、電子書籍専用のタブレット端末です。そのため、利用できるコンテンツも書籍に限られます。読書だけにしっかりと集中させたい方向けと言えるでしょう。
子ども向けのKindleキッズモデルは6歳以上の子どもを対象としており、辞書機能などもあるので、読めない漢字があってもサポートしてくれます。
Fireタブレットキッズモデル同様に、「2年間限定保証」付きです。
Android端末
以前までAmazon Kids+の対象端末はAmazon端末のみでしたが、現在はAndroid端末でも利用できるようになりました。
Android搭載のスマホやタブレットで、Amazon Kids+を利用できます。
子ども向けのビデオや映画、児童書など1,000冊以上の本、Android版に対応しているゲーム、知育アプリも充実しています。
Chrome OS端末
ChromeOS搭載のパソコンなどからの利用も可能です。
数千点のビデオや映画の他に、児童書や図鑑などの本も読み放題です。
ブラウザに対応しているゲームも楽しめます。
Fire キッズモデルタブレットならAmazon Kids+が1年間無料
Fireキッズモデルタブレットには、タブレットを初めて使用する子どもにも安心して使える機能がたくさん付帯しています。
先ほどご紹介した「2年間限定保証」だけでなく、Amazon Kids+が1年間無料で利用できるという特典も。
スペックに応じて「Fire 7 キッズモデル」「Fire HD8 キッズモデル」「Fire HD10キッズモデル」の3種類から選べますが、実質的に1年間のAmazon Kids+代を含んでの価格ですので、コスパはかなり良いのではないでしょうか。
お子さま専用のタブレットとして、おすすめの一台です。
KindleキッズモデルもAmazon Kids+が1年間無料
Fireタブレット同様、Kindleにも子どもを対象としたKindleキッズモデルがあります。読書時間などの目標を達成するとバッジやメダルがもらえるなど、子どもの読書欲を引き出す工夫もなされている端末です。
そして、Kindleキッズモデルにも「2年間限定保証」と「Amazon Kids+の1年間無料特典」が付帯。専用の保護カバーも付いているため、安心して子どもに持たせることができます。
ゲームやアプリは使わせたくないけれど、子ども向けの書籍に小さい頃から触れさせたいという方は、Kindleキッズモデルを選ぶと良いでしょう。
iOSは使えるの?
iPhoneやipadなどのiOSは、Amazon Kids+端末に対応しているのでしょうか。
残念ながら、2021年8月時点では非対応となっています。
ただし、Amazon Kids+が旧名称のFreeTime Unlimitedだった時代は、対象端末はFireタブレットのみでした。現在はAndroid端末やChrome OS端末も対応端末になっていますので、いずれiPhoneやiPadでもAmazon Kids+が利用できるようになるかもしれません。
※2020年9月にサービス名がFreeTime Unlimited(フリータイムアンリミテッド)からAmazon Kids+に変更となりました。
Amazon Kids+の特徴
最後に、Amazon Kids+の4つの特徴を簡単にまとめます。
- 子供向けコンテンツが充実
- ペアレンタルコントロールができる
- 子どもアカウントは4人まで登録可能
- 1ヶ月間の無料体験が可能
子ども向けコンテンツが充実
Amazon Kids+のサブスク対象コンテンツは、3歳から12歳まで向けの学習コンテンツ・ゲーム数千点以上、絵本や児童書など1,000冊以上です。
コンテンツの幅が広いうえ数も充実しており、子どもの年齢にあったコンテンツに絞って探せるなど、機能も充実しています。
利用できるコンテンツはすべてAmazon側がチェックをして審査を通過したもののみを掲載しているため、その点でも安心です。
ペアレンタルコントロールができる
Amazon Kids+には、ペアレンタルコントロール機能が備わっています。
ペアレンタルコントロールと機能は、パソコンやタブレットとったデバイスに対し,親が子どもの利用環境を管理、制限をする機能のことです。
Amazon Kids+には、以下のペアレンタルコントロール機能が搭載されています。
- 利用時間の制限
- 年齢範囲の設定
- アクセス制限
- 無断課金を防ぐ
各機能の詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。併せて参考にしてください。
子どものプロフィールは4人まで登録可能
子ども用のプロフィールを4人まで設定することができるため、兄弟の年齢によってプロフィールを分け、利用時間やコンテンツの個別設定が可能です。
お子さま一人ひとりが、自分に合ったコンテンツを楽しむことができます。
1ヶ月間の無料体験が可能
Amazon Kids+には、1ヶ月間の無料体験期間があります。
実際に使ってみないと、どのようなコンテンツがあるのか、子どもが使いこなせるのか、といった部分はなかなか分かりませんよね。
無料期間で実際に試してみて、それから継続を決めても問題ありません。
無料期間が終了すると自動継続となりますので、解約する場合は無料期間内に忘れずに手続きを行ってください。
まとめ
Amazon Kids+は2020年9月にサービス名がFreeTime Unlimitedから変更になり、サービス内容もリニューアルされています。
以前はFireタブレットのみ対応だった端末も、Amazon Kids+にリニューアルされたことで、Kindle、Android端末、Chrome OS端末の3種類が追加されました。
また、子ども向けの端末であるFireキッズモデルとKindleキッズモデルには、どちらも2年間の限定保証と1年間 Amazon Kids+が無料になるという特典が付いています。
現在のところiPhoneなどは対応していませんが、今後iOS端末も対応可能になる可能性はあります。
ペアレンタルコントロールを上手に利用して、数千点ものコンテンツを活用してみてはいかがでしょうか。