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「ん?おなかが痛いかも…」妊娠33週、プチ旅行のつもりで出かけると、予期せぬ事態に襲われ…!?

長男を妊娠したときは、出産の時をとても楽しみにしていました。妊娠や出産に予想外の展開はつきものだと先輩ママの体験談から学んでいたので、私は心の準備ができたつもりでいました。しかし、実際はバタバタで、心身ともにぐったりしてしまいました。そんな私の陣痛体験談をご紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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※イラストでは、シートベルトを着けているのを省略しています。

あれ? 痛いかも? 気のせいだと思った痛み

妊娠33週のときに、プチ旅行がてら住んでいる街から2時間ほどの場所に夫と車で出かけた日のこと。出発前の朝、少しおなかがくだるような痛みがありました。しかし、実際におなかがくだっていたわけでもなく「おかしいな」と思っただけでそのまま出発。道中も便意を感じて何度もコンビニに寄ってみましたが、何も変わらず。


でも、目的地の少し手前でおなかの張りを感じて、車を停めて寝る体勢をとっていました。寝てみるとおなかの張り具合に緩急があるような……。そうは思ったものの痛みが強いわけでもなく、だんだん張りも治まってきたので再出発することにしました。今になって考えると、このときに自宅に引き返していればよかったと思います。

 

すぐに治まると思いきや…

目的地に到着後は、おいしいごはんを食べたりしながらゆったり過ごしました。そのとき、おなかの痛みに加えて腰も痛くなってきて、いろいろな体勢で寝てみても改善せず。そしておなかの張りもどんどん強くなっていったのです。念のために痛みと張りの間隔を計ると15分ほどの等間隔でした。


出産予定の産婦人科に電話すると、今すぐ来るようにとのことで、急いで帰り産婦人科へ。NST(ノンストレステスト)やエコーなどの検査をしてみると、切迫早産の状態とのこと。このとき妊娠33週だったこともあり、張り止めの点滴でおなかの張りを抑えるとともに、出産予定だった個人病院では対応できないとのことで、総合病院へ緊急搬送されることになってしまったのです。

 

 

入院したのに…!?

その後は搬送先の総合病院で24時間点滴をして正期産の時期まで入院することに。しかし点滴でおなかの張りを抑えているにもかかわらず、また強い張りと痛みが出てきてしまい、陣痛が起きてしまったのです。検査の結果「母体の細菌感染により陣痛が起こっている恐れがある。赤ちゃんにも感染してしまう可能性があるのでこのまま産みましょう」と産科の医師から提案されました。


陣痛は来るものの、なかなか子宮口が開かず結局は帝王切開になってしまいましたが、なんとか赤ちゃんへの細菌感染はせずに出産することができました。

 

 

初めての妊娠で「陣痛は正期産の時期に起こるのが当たり前」だと思い込んでいた私。しかし無知が故に、出かけ先で陣痛が始まりかけて大慌て。とにかく想像していた陣痛とはまったく違うものになって、困惑した陣痛体験でした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/シュー子


著者:三上美咲

3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。

 

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