泣いても抱っこはギリギリまで我慢する
当初、寝かしつけのときには抱っこして歌を歌いながら寝かしていましたが、布団に置くのが早かったり、置き方を間違えるとすぐに目を覚まして泣いてしまっていました。
そこで、よっぽど大泣きするまでは抱っこをせず、代わりに体をぴったりとくっつけるようにしたところ、落ち着いて寝てくれるようになったのです。さらに夏の場合は、扇風機かエアコンで室内を少し涼しめに温度設定をすると、赤ちゃんに自分の体温が伝わりやすいと思いました。
ゆっくり数字を数える
子守歌や話しかけでなかなか寝てくれない夜は、よくネタ切れになっていました。そこで、ゆっくりと「いーち、にぃー、さーん」と数字を数え、体でぽんぽんとやさしくリズムを取ってみたところ、だんだんまぶたが落ちていき寝てくれるようになりました。
ぐずついていたら少し早めのテンポから始め、うとうとしてきたらテンポを緩めるのがコツです。
思い切って遊ばせる
天気が悪くお散歩ができなかった日やたっぷり日中に寝てしまった日など、どんなに頑張ってもなかなか寝てくれない夜があります。そんな日は、「10分だけ」と時間を決めて、メリーを使ったり、寝返りなどの体を動かす遊びをおこなったりしていました。
注意点は、遊ぶときは遊ぶ場所へ移動することです。寝室へはおもちゃを持っていかないことで、「この部屋は遊ぶ場所」「この部屋は寝る場所」と思ってもらえるよう心がけました。
夜は、夕食の片付けや明日の支度など、何かと忙しいのに、なかなか寝てくれないと困ってしまいますよね。ただ個人差もあると思いますが、その子に合った寝かしつけが見つかるまで、気長に付き合うことが大切だと思いました。
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イラスト/おんたま
監修/助産師 松田玲子
著者:古月そら
0歳の女児の母。出産を機にプログラマーを退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。