違和感を感じながらも電話をかけてみると……。
不倫相手と勘違いした夫が!
ハイテンションの夫が「もぉ!待ってたんだぞぉ♡ 終わったのかにゃ~?」と話し始めました。聞いたことのないニャン語に唖然としていると、「Aニャン、どーしたにゃん?」と夫。
Aニャンって確実にA子のことでは……。このまま私は正体を明かしても面白くないと思ったので、A子の声色に似せて話を合わせることに。
「早く会いたいにゃん♡ 待ち合わせ場所、どこだっけ?」と探りを入れると、「いつものところ」と。今から会う約束をし、A子にスマホを返し、A子をこっそり尾行。電話の件はバレていない様子です。
A子がコンビニに着くと、私の家の車が停まっていました。そして、A子を乗せた車は勢いよく発車しました。
不倫する夫とママ友に復讐開始!
それから調べてみると不倫の証拠がたくさん! 私は復讐することにしました。
まずはA子をランチに誘い、世間話。そこで、「あ! 着払いで荷物が届くのを夫に伝えるのを忘れてた~!」と演技。するとまた、A子はスマホを貸してくれました。
お店の外でA子のスマホを見てみると、着信にも発信にも夫の名前がずらり。電話をかけるとハイテンションの夫が出ました。
それから30分後……
不倫相手と夫、妻の目の前で鉢合わせ!
「待たせたにゃん♪ Aニャン♡」と夫が現れました。夫を見た途端、A子から笑顔が消えました。夫は私の存在に気付き、顔が真っ青に!
「Aニャンからさっき電話で『ランチ終わったから、今から会おうよ♡』って連絡があったから……」と、自分の妻の声すら聴き分けができない夫。ここでA子はようやく、私がスマホを使って夫へ連絡したことに気付いた様子。
しかし、復讐はこれでは終わりません。
自己中な2人の末路
店にはなんとA子の夫が座っていたのです! 目の前の状況にA子の夫は激怒! 「不倫の証拠は揃っているから言い逃れはできない」と2人に伝え、私もA子の夫も離婚を宣言! それぞれに慰謝料と養育費を請求することにしました。
「恋は盲目」と言いますが、結婚して守るべき家族があるのにずっと盲目でいるのは問題ですね。私は慰謝料を手に、娘と新しい生活に向けて一歩踏み出します!