家庭を放置しPTA役員活動に夢中
そればかりか、お金の使い込みも激しくなり、ある月には25万円もの大金が引き落とされていました。明細にはレストランやブランドショップなどが並んでおり、妻はこれがすべてPTAの付き合いで必要な出費だと主張。
「娘が学校で恥をかかないためなのよ? あなたってば、そういうところ気が利かないから!」と、また夜の会合に出かけていきました。
PTA仲間と旅行へ!?
妻の行動に我慢ができなくなった私は、次年度のPTA役員を辞退するよう妻を説得。当然「嫌よ! PTA役員を辞めるなんて絶対に嫌!」と反発していましたが、「この前、娘が言ってたんだ。『ママは私よりPTAのほうが好きなのかな』って……」と娘の心情を説明。結局、妻は今年度でPTA役員を辞めることを約束しました。
しかし、「でもPTA活動は続けるわよ? 役員でなくなっても手伝いの仕事はあるんだから」とPTA活動自体は続けるとのこと。
さらに、1年間頑張ってきたPTA仲間とママ友旅行へ行きたいと言い出しました。「もし旅行を許してくれないんだったら、私もう1年役員やるわよ」と言ってきたので、私はしぶしぶ認めることに。
そして2週間後、PTA仲間と旅行の日。娘を私の実家に預け、妻は1週間もの旅行に出かけてしまいました。
不倫旅行だったことが発覚!
妻が出発してから数時間後。PTAの役員であるというママ友が「奥さん、いますか!?」と突然家にやってきました。話を聞けば、どうやら妻とPTA会長が不倫をしているとのこと。そしてPTAのママ友との旅行という話は嘘だということが判明。
数日後、旅行中の妻から「大変! クレジットカードが使えないの!」と電話が。私は「ああ、カード止めたから。帰ってこなくていいよ」と伝えました。慌てる妻に、PTA会長とハワイ旅行中だと知っていることを打ち明けました。
PTAの立場を利用した2人に訪れた悲劇
私は離婚を宣言し、妻とPTA会長に慰謝料を請求しました。PTA会長も不倫が家族や学校にバレて、大変なことになっているそう。
2人の不倫は以前から学校中で噂になっており、娘も今後は私と暮らしたいとのこと。妻は不倫により家族を失い、慰謝料支払いのために借金を背負うことに。さらに噂が近所中に広まり、居づらくなったため一人寂しく町を出て行きました。
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PTAとは本来学校と家庭が協力して子どもたちのために活動する集まり。それを利用して「子どものため」と嘘をつき、密会していたなんて言語道断です。因果応報の結末となりました。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。