いろいろなことがありながらも、夫と仲良くマタニティライフを過ごしていた和田さん。ある日、先輩ママたちとのお茶でふと本音を漏らしたところ、思いもよらぬ反応が返ってきたようで……。
うっかり先輩ママに話したら…マウント勃発!?

先輩ママたちに「出産準備ってお金がかかるね」と、金銭事情を吐露した和田さん。すると、「生まれたらもっとかかるよ!」というひと言を皮切りに、“金欠マウンティング”が始まってしまいました。「小学生男子の食べっぷりがすごいし、習いごともお金がかかる」「中学生のほうが食べるし、塾代もかかる」など、先輩ママたちの“お金がかかる自慢”は止まりません。そんな様子を見た和田さんは、心の中で「大学生母が登場するまで終わらないかも……」とぼんやり思うのでした。
子どもが成長するにつれて、出費の内容はどんどん変わっていくもの。親の悩みも尽きません。「うちはもっと大変!」と経験を語り合っていたはずが、いつの間にか“金欠マウンティング”になってしまうのかもしれません。
本当は、おたがいに優劣をつけたいわけではなく、ただ「大変なんだよ」という気持ちや日々の頑張りをわかち合いたいだけ。だからこそ、おたがいの状況にそっと寄り添う気持ちを大切にしながら、ママ同士の交流を楽しんでいきたいですね。
和田フミ江