海岸で拾った石を義母へプレゼント!
息子を初めて海へ連れて行った日、息子はとてもはしゃいで何時間も波打ち際で遊びました。帰りに砂浜を歩いていると、石を発見。さっそく拾い始め、「はい、ママにプレゼント」 と渡された白くキラキラした石。私は「ありがとう」と言って受け取り、初めて息子が海に行った日に拾った石として、私にとっても大切な石になりました。
その帰りに義父母の家に行くことになっていたので、息子は「おじいちゃんとおばあちゃんにも……」 と特別きれいな石を一生懸命に探して持って帰りました。
息子から石をもらった義母の反応は…
義父母の家に着くなり、「おじいちゃーん、おばあちゃーん! 海で石ひろってきたよー!」と満面の笑みで渡しました。「はい、プレゼント」 と言って大事に渡す息子。義父は「ありがとう」 と受け取ってくれました。
一方で義母は「あら! あんた石拾ってきたの!? 石ならうちの庭にたくさんあるから、いらないよー!」 と軽い口調で言いながら石を受け取ったものの、そのままゴミ箱へ。そしてまったく別の話を始めました。そのとき息子はフリーズ。しばらく何も言わずに動けずにいましたが、少しすると何もなかったかのように遊び始めました。
義母へお願い! 息子の気持ちを考えて!
たしかに大人から見たらただの石。義母の庭にはたくさんの石があります。でも息子が「プレゼント」 と言って渡した物を、「いらない」 とハッキリ言ってしまう義母の姿を見て、正直、悲しい気持ちになりました。息子の気持ちも大事にしてほしい。せめて目の前でいらないと捨てるのはやめてほしい。
私はその場で「お義母さん、これは息子が初めて海に行った記念に持って帰ってきたプレゼントなんですよー」 とゴミ箱の石を拾い上げました。ゴミ箱の物を拾い上げる行為は意外と義母の不意をついたようで、ばつが悪い顔をしていました。
それ以来まだ、息子が義母にプレゼントを渡す機会がなく、今回のことが義母にどのように伝わっているかは正直わかりません。でも、少しでも息子の気持ちを理解してくれていたらいいなと思います。この先また息子が傷つくことがあったら、その場で親として子どもの気持ちに寄り添った対応をしていきたいと思っています。
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著者:海原えめ
4歳の男の子を育てるアラフォー母。幼児食インストラクターの資格を保有。育児において食生活を大切にすることを重視している。