奨学金の督促状が届くような夫が…
夫には先延ばし癖とルーズな面があります。結婚式の打ち合わせで式場に連絡するのを忘れたり、義両親への帰省の連絡していなかったり、奨学金の支払催促が届いたときはさすがに私も「手続きくらいちゃんとして!」と叱責。夫は反省し、「わかった……」とうなずきました。
結婚から1年が経ち妊娠が判明すると、夫に少しずつ変化が。出生届の提出についてなどの妊娠・出産に関わる手続きを調べ始め、育休取得について自分から「職場に聞いてみる」と動き始めたのです。
産後は動けない私に代わり、夫が手続きに奔走。育休も1カ月取ってくれ、育児にも積極的に参加してくれました。県外の実家に帰省するときもてきぱきと準備してくれ、私がリードしないと動かなかった夫が率先して動いてくれるように! 「なんか変わったね」と言うと「子どもは親に似るって言うから、俺のダメなところを受け継がないように気をつけないと……と思って」と。頑張ってくれる夫が心強く、うれしかったです。
子どもが生まれてから、夫の先延ばし癖はなくなりました。今までは私がしていた、義実家へ帰省するときの布団レンタルの手続きも、夫がしてくれています。息子の面倒もよく見てくれ、パートナーとして心強いです。「子どもが生まれても男性は変わらない」と聞いていましたが、夫は息子が生まれてから先延ばし癖がなくなりました。今ではたくましくなった夫と二人三脚で育児に奮闘しています。
著者:向田紀子/30代女性・主婦。3歳・男の子のママ。動画配信サービスでアニメやドラマを観るのが趣味。現在はWeb記事に関わる仕事をしている。
作画:becomachi85
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています