育児のつらさに耐えられなかった私は……
子どもが1歳になる前、私は当時27歳でした。里帰りから帰って半年以上経ったころ、子育てをすべて1人でやらなければいけない責任を重く感じるようになりました。
子どものことを相談できる友だちはおらず、親か夫に近況を話すだけ。育児に関する悩みやつらさを夫にわかってほしくても、すれ違いの生活が続き、ちゃんと理解してくれているのか、共感してくれているのかがわからず、不満が募っていきました。
ついに夫に八つ当たり、離婚の危機へ
そのうち育児ストレスのせいで、夫への八つ当たりを繰り返すようになりました。叩いたり暴言を吐くこともあり、一時は夫から「精神的苦痛で別れたい」と言われるほどでした。
不安と孤独が入り混じり、「このままでは将来子どもを1人で育てていくことになるかもしれない」と、とても怖かったのです。
大人と話す機会が増え、ストレスが消えた
子どもと2人きりだとだんだんやることが減ってくるので、地域の集いの広場などに頻繁に顔を出すようになりました。
すると、同じように子育て中のママさんや子どもたちがいて、お互いに悩みやつらさを話すことで、自然にストレスが解消。子どもが歩けるようになった頃には散歩など外出する機会も増え、自転車に乗って遠くへお出かけするようになり、行動範囲が広くなりました。
今では夫とも仲直りして良好な関係に戻り、子どもも楽しそうにしてくれています。
著者:なおママ/20代女性・主婦。1歳の女の子のママ。
作画:Michika
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています