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「俺はなぁ」ドヤ顔でアドバイスだけして、育児をしない夫→だったら手伝ってよ!怒った私に衝撃の反論を?

今春から幼稚園に入園し、年少さんになった次男。3歳差の長男が3月まで通っていた園で、次男は入れ替わりのかたちで入園。次男は、長男のお迎えの付き添いで、幼稚園には何度も行っていたので、初めから楽しく通えると思っていたのですが……。

育児に参加しないのに、偉そうな夫

次男は入園する前から、長男のお迎えに一緒に行っていて、長男や長男のお友だちと園庭で遊ぶのが好きでした。

 

そんな様子から私は「入園してもすんなり通えるはず!」と思っていましたが、登園初日に次男は「お兄ちゃんは? 〇〇くん(長男のお友だち)は?」と不安そう。そして園の入り口で「僕、行かない!」と泣き出し、それが数日続きました。すんなり通えると考えていた私はかなり戸惑い、対応に疲弊していったのです。

 

ある日の朝、いつものように玄関先で行き渋る次男をなだめる私。するとその様子を見ていた夫が「まだ行き渋りしているんだ? 家を出る前に幼稚園へ行く気持ちが高まるように、ママが工夫したらいいじゃん」「外で頑張るんだから、家にいるときにもう少し甘えさせたほうがいいんじゃない?」と、コーヒーを片手にドヤ顔でアドバイスしてきました。

 

夫はいつも口を挟んでくるだけで、何か行動を起こすことはありません。「口で言うだけじゃなくて手伝ってよ」とお願いしても、「俺は忙しいから無理」と断ってばかり。

 

普段から育児に参加しようとしてくれない夫の今回の発言で「自分は幼稚園への送迎もしないくせに、偉そうなことを言うなんて!」と堪忍袋の緒が切れた私。「そんな他人事みたいなこと言わないでよ!」と夫に強めに怒鳴ってしまいました。すると夫も「はぁ? 俺は家族のために頑張って働いているんだけど?」と反論が。

 

あまりの思いやりのない発言に私は返す言葉もありませんでした。すると、夫と私のけんかの様子を見た次男が大号泣……。家族みんなの雰囲気が悪くなってしまったのです。その日は、泣く息子を無理やり幼稚園へ登園させることに。

 

その晩、子どもたちが寝たあと、夫に「今朝はひどいことを言ってごめんなさい。でもあなたの発言もかなしかった。もっと家族に寄り添って具体的な対策を一緒に考えて、行動もしてほしい」と真剣に伝えました。

 

夫は「今朝はついカッとなってひどいこと言ってごめん……。子どもの問題は2人で協力して解決しなきゃだよね……」と謝罪が。私も夫にヘルプを出すのが遅かったことを反省しました。

 

その後、夫と行き渋り対策を考えることに。数日かけて「お兄ちゃんや、お兄ちゃんのお友だちは、小学校に通っているんだよ」「次男くんも今より大きくなったら小学校に通えるし、幼稚園も楽しいところだよ!」「次男くんも、お兄ちゃんたちみたいにお友だちをたくさんつくろうね!」と夫と交代で次男に語り続けると、徐々に理解したようで、朝も笑顔で私から離れられるようになりました。

 

 

「まだ次男は小さいから話してもわからないかな」と思い、長男が小学生になったことを次男にきちんと話していなかった私。しかし、時間をかけて話せば、しっかりと伝わるものなのだと感じました。子どものことで悩んだら、イライラしてけんかになってしまう前に、夫へ相談しようと思い直した出来事です。

 

 

著者:内野みお/女性・主婦。6歳と3歳のやんちゃな兄弟に翻弄されながら、育児に奮闘するママ。子どもに隠れてこっそりスイーツを食べるのが至福の時間。

イラスト:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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