夫からの嫌味なLINE
妊娠を機に、仕事を退職した私。ある日、仕事中の夫からイラっとするLINEが届くようになりました。
「毎日家にいて、毎日が休みでいいよね。だらだら寝られていいね。うらやましいわ。俺も家にいたいわぁー!」
「毎日家にいるなら、趣味や好きなことたくさんできるよな。どうせ昼まで寝てるだろ?」
「家にいるなら、いろんなことができて、うらやましい限りですわ」
妊娠を機に仕事を辞めたのは、出産後に子育てと両立しやすいパートなどに転職するためで、これは2人で話し合って決めたことでした。それに、そんなふうに言われても、私はおなかで大事な命を育てているし、つわりなどの体調不良もあり、決して妊婦生活はラクではありません。
何度も言われるので、ある日我慢の限界に達した私。
思わず、「出産したら代ろうか? 家事と育児をしてくれるなら、私が働くわ。それなら、毎日家にいれるね? どう?」と返しました。
すると、なんて言ってくるかと思えば、「はいはい、俺が働けばいいんでしょ?」と投げやりな返事。冗談にも聞こえないその言い方に、正直ガッカリしました。私のつらさも、努力も、全部軽く見られているような気がしたのです。
しかし、ここで怒りをぶつけ合っても何も変わりません。少しでも歩み寄ってもらうには、まず、「知らないからわからない」という部分を埋める必要があると感じました。産院でやっている「妊婦体験」に夫を誘って、妊婦の大変さを体感してもらおうと考えています。
思い切って言い返したのは初めてでしたが、自分の気持ちを伝えたことで、少しだけ前に進めた気がします。せめて、お互いに思いやる努力を持っている夫婦でいたいと、改めてそんな風に思いました。
著者:本村杏/30代女性/現在主婦パートで妊娠中、結婚2年10カ月、義両親と同居中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
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