「そんな関係だったなんて！」義両親の関係性にビックリ！想像を上回るラブラブっぷりに…

 

私の両親はとても仲がよく、映画やランチやショッピングなどに出かけたり夫婦で旅行に行ったりすることがよくあります。どちらかというと「父が母と一緒に常に行動していたい」というタイプで、母は1人で買い物に行くほうがラクだと言いますが、父の好きなお菓子を買ったり家に常備したりしていて、なんだかんだ父のことを気にして生活しているのだなと感じます。

 

そんな家庭で育った私は「家族は仲がいいもの」「両親は常に一緒で仲よし」というのが当たり前だと思っていたのです。

 

しかし、人間関係が広がるうちに「両親の仲がいいのは当然」という家庭ばかりではないことを知り、交際相手や結婚相手についても、自分と同じような環境で育ってきた人がいいなと思うようになりました。

 

夫の両親もとても仲よしで、家族仲も良好です。結婚前、実家が遠方にあり、なかなか家族と会うことができなかった彼は、よく義両親とテレビ電話をしていました。私は家族でテレビ電話をすることはなかったのですが、彼の実家の温かい雰囲気が感じられて、とても好感が持てました。

 

そんな様子から、彼は家族仲のいい環境で育ってきた人なんだろうなと思っていましたが、結婚後、義両親の仲のよさにさらに驚いたのです。

それは、義両親は私の予想以上に今もラブラブだということ。夫と義姉は実家を出ているため、義実家では義父と義母の2人暮らしですが、どうやら2人はいつも一緒に行動しているようなのです。

 

ある日、夫が義母とテレビ電話をしていました。そのとき、義父は外出していたらしく「今日はいつも一緒にいるお父さんがいないからさみしいわ」というつぶやきが。また、義父が風邪をひいたときには、義母は心配そうに「1時間に1回体温を測っている」と言っていました。義母の話を聞いていると、義母は義父のことを今でも大好きで大切に思っているということがひしひしと伝わってくるのです。

 

 

夫はそんなラブラブな義両親に愛情たっぷりで育てられてきたので、自分の両親のような家庭にしたい、とよく言っています。私と夫はスピード婚でしたが、結婚後にお互いの両親の仲のよさを知り、自分の両親や義両親のように年を重ねていきたいなと思っています。

 

著者／ Sugar111 佐藤　幸代
イラスト／sawawa