娘の機嫌を損ねた義母の行動とは…
写真館で待ち合わせしていた義父母と合流し、さあ着替えよう!と思ったそのとき、義母が突然「赤のほうが華やかでいい。こっちにしましょう」と言い出しました。さらに、すでに別の着物屋さんに赤の着物をレンタル済み。手元には、私が持ってきた水色の着物と、義母が持ってきた赤の着物が……。
義母の意見を無視するわけにもいかず、娘に赤でもいいかと確認しました。すると娘は、突然目の前に出された赤い着物を見て「いや!なんで!みずいろー!」と泣き出してしまい、撮影どころではなくなってしまったのです。
義母は「せっかく借りたのに」と不満そうでしたが、娘の気持ちを優先して、結局もともと選んでいた水色の着物を着ることに。まさかの着物のダブルブッキングにより、娘はすっかりご機嫌ななめ。水色の着物を着せながらなんとか機嫌を取りましたが、ぐずぐずしてしまったことで撮影時間は短くなってしまいました。
最終的には娘にも笑顔が戻り、無事に家族写真を撮ることができましたが、私としてはモヤモヤが残る写真撮影でした。後日、義母は夫からこの日のことを注意されたようで、勝手なことをしてすまなかったと謝ってくれて、和解できました。
義母も娘に似合うと思って、赤を選んでくれたのだと思いますが、やはり勝手にレンタルせず事前に相談してほしかったなと思います。七五三などのイベントは子どもが主役。大人の「良かれと思って」が、ときに子どもの心を置き去りにしてしまうこともあると痛感しました。
家族みんなが笑顔になれることが一番だと思うので、この一件以降は、義母の意見を事前にしっかり確認し、娘の気持ちを尊重しつつ、家族みんなでよく話し合うようになりました。
著者:佐藤真理子/40代・女性・医療事務。娘1人と息子1人の母。
イラスト:市田スナオ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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