返信をくれないママ友たち…迎えた約束の日
同じ保育園のママ友5人、そして子どもたち6人という大人数で遊ぶ約束をしました。 その前日、LINEグループで「明日はどうする?」という話になったのですが、みんな「何時からにしようか?」と言い合うものの、なかなか具体的な時間が決まりません。
合計11人にもなるので、ランチのお店を探すのも大変だと思いました。そこで私から、「お昼ごはんは各自で済ませてから集合にするのはどうかな?」と提案してみました。すると、その途端でした。LINEの通知は「既読」の数を増やしていくのに、誰からも返事が来なくなってしまったのです。
「あれ、私、何かまずいこと言っちゃったかな?」「もしかして、みんなでランチも行きたかったのかな……」と、頭の中がぐるぐるしました。一度は催促してみたものの、その後も既読にはなるものの返信はなく……。もう一度切り出す勇気も出ず、スマホを何度も開いては閉じるだけで、ただ時間が過ぎていくのを待つしかありませんでした。
そのまま、約束の日を迎えました。
結局、当日は誰からも連絡はなく、集まることはありませんでした。集まれなかったという事実よりも、「やっぱり中止にしよう」という連絡すらないまま、なんとなく終わってしまったことの方が、私の心には重く残りました。
後日、そのグループの中のママ友の一人に会う機会がありました。私はあの日のことがずっと心に引っかかっており、「この間のこと、何だかごめんね……」と切り出してみました。すると彼女は、「え? ああ、全然大丈夫だよー! 結局、なくなってたね」と悪びれない様子で言ったのです。
私はあんなに気にしていたのに、他の人にとっては「結局なくなった」くらい軽いことだったんだ……と、少し拍子抜けしました。それと同時に、もしかして私の提案が原因で流れたのに、まるで自然に消えたかのように話すその態度に、小さなモヤモヤも感じました。でも、その場で波風を立てるのも嫌だったので、「そうだね」とだけ返して、いつも通りに接しました。
ママ友との付き合いは、距離感が本当に難しいなと改めて感じた出来事でした。大勢での行動は楽しいこともありますが、ちょっとしたボタンの掛け違いで、こんなにも気まずくなってしまうのだと痛感したのです。
今回のことは少し残念でしたが、無理に合わせて悩むよりも、気を使いすぎずに話せる人との時間を大切にしようと思えました。この経験が、自分にとって心地よい関係を見つめ直すきっかけになったのかもしれません。
著者:笹本未来/20代女性/3歳の息子を育てる母。結婚3年目、専業主婦になった。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!