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「招待されなくて傷ついた。慰謝料請求する」結婚式に勝手に口出ししてきた友人の、ありえない逆恨み

私には幼稚園から家族ぐるみで仲良くしていた幼なじみがいます。ただ、彼女は幼いころから他人を下に見るところがあり、私もその対象でした。成長するにつれ、両親同士の付き合いはあれど、私と彼女の付き合いはなくなっていった……のですが、私が結婚すると知った彼女から毎日連絡が届くようになり……。

「結婚する」という情報を知った彼女から…

幼稚園のころからの幼なじみ・A子から久しぶりに連絡が届いたのは、結婚が決まり、結婚式を挙げるための準備をしていたころでした。特に彼女に結婚の報告はしていなかったのですが、どこで聞いたのでしょう。「結婚式はいつ?」「式場はどこ?」「ドレスはどんなの?」と毎日のようにメッセージが届くようになりました。

 

最初は彼女の質問に答えていましたが、伝えるたびに「あんたって本当にセンスないね」「それはやめたほうがいい」と口出しばかり。だんだんと連絡がくるだけで気が重くなり、「私たちの式なのに、どうしてここまで言われなきゃいけないの?」と心が疲れていきました。

 

もちろん、彼女は結婚式に招待していません。けれどすでに自分も誘われているというような口ぶりでした。「私があんたたちのために演出を考えてあげたから」と、勝手に“理想の結婚式プラン”が送られてきたときは、「いい加減にして」という気持ちに。私は我慢の限界でした。

 

彼女に内緒で挙式の日程を変更

「私たち夫婦のため」と言う気持ちは本気なのかもしれませんが、頼んでいないですし、そもそも結婚式には招待していません。彼女の暴走に疲れた私は、式場側に事情を説明し、A子には伝えず挙式の日取りを早めることにしました。

 

その後、結婚式当日までA子から連絡はありませんでした。きっと「自分のアドバイスで準備が進んでいる」と思い込んでいたのでしょう。おかげでこちらは落ち着いて準備を進められました。

 

結婚式当日「今日なんて聞いてない!」

式当日の朝、A子から慌ただしい連絡が。「今日が結婚式なんて聞いてない! なんで私に招待状が届いてないの!?」と怒っています。「今からなら披露宴に間に合うよね? 盛り上げてあげるから!」と、まるで自分が主役のような勢いで会場へ向かおうとしていて……。

 

彼女は私が招待し忘れたのだと思い込んでいたのでしょう。「昔からそういうところあるよね」と高圧的な言葉が続きました。そこで私は事実を伝えました。

 

「申し訳ないけれど、あなたは呼んでいないの。来ても入れないよ」。

 

私のメッセージに、A子は激怒。

 

「あれだけ手伝ってあげたのに! 親友の私を呼ばないなんて!」。

 

私は思い切って本音を伝えました。「頼んでいないことを勝手に進めないでほしい。正直迷惑だった」と。すると彼女は「言ってあげたのは、あんたがセンスないからでしょ! 寂しい式になっても知らないんだから」と吐き捨て、連絡は途切れたのでした。

 

身勝手な幼なじみ「慰謝料を請求する」

無事に結婚式を終えることができ、翌日。A子から再び連絡が届きました。

 

「昨日の式、盛り上がらなかったでしょ?」という嫌味に、「大丈夫、素敵な式だったよ」と返すと、彼女は「強がらないでよ!」と突然怒り始めました。そして、次に信じられないメッセージが届いたのです。

 

招待されなくて傷ついたから、慰謝料を請求する」と。

 

画面を見て思わず「は?」という言葉が漏れてしまいました。頼んでもいないアドバイスを延々と送りつけ、勝手に怒り、最後は慰謝料請求――あまりにも理解し難い行動に、呆れるより先に冷静さが戻ってきてしまったほどでした。

 

これ以上、私たち夫婦だけで対応するのは無理だと判断し、私はA子の母にこれまでの経緯をすべて報告。A子の母からは何度も謝罪をされ、後日「あの子にはきつく言い聞かせました」との連絡が。A子からも、謝罪と「反省している」という旨のメッセージが届き、家庭でもかなり叱責されたのだなと感じました。

 

ただ、しおらしくも「私たち、友だちだよね? 困ったことがあったら相談させてね」と言われたので、「もう友だちではいられない」と突き放し、彼女の連絡先はブロックしました。

 

幼いころから、「上に立ちたい」「優位でいたい」とプライドが高かったA子。彼女の行動の裏には、「私より幸せなんて許せない」といった思いがあったのだろうと感じます。私はもう彼女と関わるつもりはないですが、この一件をきっかけに、彼女には心を入れ替えて生きてほしいと願わずにはいられません。

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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