私しか知らない、肩の盛り上がったほくろ
物心ついたときから、私の右肩には直径7mmほどの盛り上がったほくろがありました。下着のストラップが当たる場所でしたが、タンクトップのラインでちょうど隠れる位置。普段の生活で人目に触れることはなく、「私しか気にしないものだ」と過ごしていました。
過去に皮膚科で診てもらったことはあり、医師からは「悪性ではない。設備のある病院で切除できる」と言われましたが、「命に関わるわけではないし」と、私は放っておくことを選択。結局、何十年もそのほくろを放置したまま、特に不便もない日々を送っていたのです。
40歳を過ぎて除去を決意!
そんな私がふと「いいかげん、このほくろを取ろう」と思い立ったのは、40歳を過ぎたころ。理由は特にありません。ただ、ずっと気になっている小さな悩みを1つ減らしておきたいという、漠然とした気持ちからでした。
ネットで評判を調べ、自宅から電車で30分ほどの場所にある、保険診療と美容医療の両方を扱う皮膚科を予約しました。
ほくろ除去当日
先生に診てもらうと、保険適用外とのことでしたが、迷いはありませんでした。
迎えた当日。局所麻酔の後、先生はハサミを使ってほくろの盛り上がった部分を丁寧に切り取り、その後レーザーを使って焼いてくれました。
私の場合は7mmと大きめだったため、処置時間は15分ほど。麻酔のおかげで痛みはほとんどなく、保湿のばんそうこうを貼って終了。その後、2回の通院を経て、治療は無事に完了しました。
まとめ
現在、切除した部分は薄い茶色のシミのようになっていますが、時間と共に周りの肌になじんでいくそうです。ずっと「どうせ服で隠れる場所だし」「私しか見ないし」と後回しにしてきたこのほくろ。でも、いざなくなってみると、ボコッとした膨らみがなくなり、肌が平らになったという事実に、想像以上の満足感がありました。これはきっと、誰のためでもなく、純粋に自分のための小さな改善だったからなのかと感じました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:新谷けご/40代女性。2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
イラスト/さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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