急な帝王切開と術後の痛み
妊娠37週の健診で赤ちゃんの心拍が低下していることがわかり、急きょその日の夕方から帝王切開をおこなうことになった私。夫に急いで職場から駆けつけてもらい、義父母にも連絡を入れてもらいました。
無事に出産を終え、母子ともに元気だったものの、術後の傷の痛みは想像以上。苦痛でなかなか眠れない夜を過ごしました。
義母からのお花とまさかの催促
翌日もまだ傷の痛みが強く、起き上がるのも歩くのもつらい状態。そんな中、夫から「母さんからお祝いのお花が届いたよ」と写真付きのメールが届きました。義母の気持ちはありがたいものの、そのときは夫への返信だけで精いっぱい。義母には落ち着いてから改めて連絡しようと思っていました。
その翌日も痛みと慣れない育児でスマホを見る余裕がなく、やっと夕食のタイミングで赤ちゃんを助産師さんに預け、スマホを開くと、夫から「母さんが、ママからお礼の連絡がないって怒ってたよ~。早く連絡しといてね~」とのメッセージが……。
義母から届いた厳しいメール
夫には「入院中は余裕がない」と伝えてあり、義母にもその旨を話してもらっていました。しかし義母にはあまり伝わっていなかったようです。その後、義母から私に直接メールが届きました。
「まずは出産おめでとうございます。お花を贈りましたがお礼のメールもなしですか? 慣れない育児で大変かもしれませんが、親になったのだからお礼くらいきちんとしてください」
読むだけで胸がぎゅっとなるような内容でした。
私は、お花のお礼と返信が遅れたことへの謝罪を伝えたうえで、まだ入院中でお花を直接見られていないこと、術後の痛みが強いことなど、状況を説明し理解をお願いしました。しかし、その後義母から返信はありませんでした。
この件をきっかけに、今後は義母との直接のやり取りではなく、夫を窓口にして連絡をもらうようお願いしました。義母はあまり納得していない様子でしたが、お互いに考え方や価値観が違うのだと割り切ることに。今はお互いに適度な距離を保ちながら付き合っています。
著者:佐々木真子/30代女性。2014年生まれの長男、2016年生まれの次男のママ。フルタイム共働きで、最近ブラック企業思想から卒業したパパと4人家族です。家族みんな旅行好き。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)