診断結果は母の直感通り!?
子どもが1歳を過ぎてから、毎日の育児で睡眠不足が続いていました。朝起きるのがつらく、日中もぼんやりしてしまうことが増えていましたが、自分では「育児中だから仕方ない」「みんなこんなものだろう」と思い込んでいました。
実家に帰省した際、母に「まぶたがすごくむくんでいるし、目の下のクマが普通じゃない。いつもと違う」と真剣な表情で指摘されました。正直、最初は「大げさだな」と思ってしまいましたが、強く受診を勧められ、しぶしぶ病院へ行くことに。
すると、甲状腺機能の低下が原因だとわかったのです。薬を服用するようになってからは、体のだるさや集中力の低下が少しずつ改善していきました。
それまで当たり前だと思っていた不調が、実は病気のサインだったことに気づき、もっと早く受診していればと少し後悔もしました。同時に、母が気づいてくれたことに心から感謝の気持ちが湧いてきました。母の観察力には本当に驚かされます。
育児中は自分の体調不良を「疲れているだけ」と後回しにしてしまいがちです。でも今回、母の指摘がきっかけで病気が見つかり、適切な治療を受けることができました。体の小さな変化も見逃さず、「おかしいな」と感じたら病院を受診する。それが、自分自身を大切にすることであり、結果的には家族のためにもなるのだと実感しています。
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育児中は寝不足や疲労で、誰でもまぶたがむくんだり、目の下にクマができたりするものですよね。いつもと同じようであったり、一時的なものであれば、過度に心配する必要はありません。
一方、甲状腺の病気によるむくみは、「しっかり寝ても取れない」「手で押してもへこまないような硬いむくみ」であることが特徴です。※医学的には「粘液水腫/ねんえきすいしゅ」と呼ばれます。
もし、むくみに加えて「異常なだるさ」「寒がりになった」「体重が増えた」「肌の乾燥」「便秘がち」などの変化も続いている場合は、一度内科や内分泌内科への受診をおすすめします。
特に女性に多い病気ですので、気になる症状が続く場合は、一度医療機関で相談してみましょう。
著者:中川かよ/30代女性/2児の母で専業主婦。猫が大好き。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※生成AI画像を使用しています
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