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「あんた、もしや…!すぐ病院行きなさい!」育児疲れだと思い込んでいた私→え!?診断結果は母の直感通りだった…!

子どもが1歳を過ぎてから、朝起きるのがつらく、日中もぼんやりしてしまう日々。「育児中だから仕方ない」と思い込んでいた私でしたが、実家に帰省した際、母に真剣な表情で受診を勧められました。正直「大げさだな」と思いましたが、病院へ行くと、母の直感通りの診断結果だったのです……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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診断結果は母の直感通り!?

子どもが1歳を過ぎてから、毎日の育児で睡眠不足が続いていました。朝起きるのがつらく、日中もぼんやりしてしまうことが増えていましたが、自分では「育児中だから仕方ない」「みんなこんなものだろう」と思い込んでいました。

 

実家に帰省した際、母に「まぶたがすごくむくんでいるし、目の下のクマが普通じゃない。いつもと違う」と真剣な表情で指摘されました。正直、最初は「大げさだな」と思ってしまいましたが、強く受診を勧められ、しぶしぶ病院へ行くことに。

 

 

すると、甲状腺機能の低下が原因だとわかったのです。薬を服用するようになってからは、体のだるさや集中力の低下が少しずつ改善していきました。

 

それまで当たり前だと思っていた不調が、実は病気のサインだったことに気づき、もっと早く受診していればと少し後悔もしました。同時に、母が気づいてくれたことに心から感謝の気持ちが湧いてきました。母の観察力には本当に驚かされます。

 

育児中は自分の体調不良を「疲れているだけ」と後回しにしてしまいがちです。でも今回、母の指摘がきっかけで病気が見つかり、適切な治療を受けることができました。体の小さな変化も見逃さず、「おかしいな」と感じたら病院を受診する。それが、自分自身を大切にすることであり、結果的には家族のためにもなるのだと実感しています。

 

◇ ◇ ◇

 

育児中は寝不足や疲労で、誰でもまぶたがむくんだり、目の下にクマができたりするものですよね。いつもと同じようであったり、一時的なものであれば、過度に心配する必要はありません。

 

一方、甲状腺の病気によるむくみは、「しっかり寝ても取れない」「手で押してもへこまないような硬いむくみ」であることが特徴です。※医学的には「粘液水腫/ねんえきすいしゅ」と呼ばれます。

 

もし、むくみに加えて「異常なだるさ」「寒がりになった」「体重が増えた」「肌の乾燥」「便秘がち」などの変化も続いている場合は、一度内科や内分泌内科への受診をおすすめします。

 

特に女性に多い病気ですので、気になる症状が続く場合は、一度医療機関で相談してみましょう。

 

著者:中川かよ/30代女性/2児の母で専業主婦。猫が大好き。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)

※生成AI画像を使用しています

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