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「まぶたが重い気がする」親知らずの抜歯中、鏡を見ると顔の右半分がパンパンに!私に起こった異変とは

20代のころから親知らずの抜歯を勧められていた私。抜歯しなければ、歯茎のトラブルや虫歯のリスクがあるとわかりつつも、抜歯後に顔が腫れてしまうのが嫌で、抜歯を先延ばしにしていました。そんな中、だんだんと歯茎が腫れるようになり、ようやく親知らずの抜歯を決意。いざ親知らずの抜歯が始まると、まぶたに少し違和感が……。親知らずの抜歯中に起こった予想外の出来事とは。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師川田 悟司 先生

川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
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20代で生え始めた親知らず。退職を機に抜歯決意

私は、2人の娘を育てる40代の主婦です。20代のころから、親知らずが全部で4本生え始めました。私の親知らずは、すべてが歯茎から歯の一部のみ顔を出している「埋伏智歯(まいふくちし)」。いつも通っている歯科医院の先生からは、「歯磨きが行き届かず、親知らずの周囲の歯茎が腫れたり、隣接する歯の虫歯の原因になったりするので、早いうちに抜歯したほうがいい」と毎回説明を受けていました。

 

私も、早く親知らずを抜くべきだとわかっていたものの、なかなか抜歯しようという気にはなれませんでした。なぜなら、親知らずを抜歯すると、一週間ほど顔が腫れると聞いていたからです。当時の私は接客業をしていたため、顔が腫れたままで接客するというのに抵抗があり、抜歯することを先延ばしにしていました。

 

しかし、年を追うごとに親知らずの周囲の歯茎が腫れて痛みが出るようになり、仕事を退職したタイミングで抜歯する決心をしました。

 

抜歯中に違和感「先生、ちょっと止めて!」

いつも通っていた歯科医院で抜歯をしたかったのですが、主人の異動で引っ越していたため、別の歯科医院で抜歯することに。早速、ひと通りの説明を受け、今回は相談の結果、右下の親知らずを1本抜くことになりました。顔にタオルをかけてもらい、抜歯開始。ウィーンという機械音と体に振動が伝わってきて、「あっ、歯を削っているんだな。これで親知らずで悩まなくて済むんだ!」と思いながら、施術が早く終わることを願っていた……そのときです!

 

「ん? すごくまぶたが重い気がする。なんだろう? この違和感は……?」思わず、先生に「ちょっと止めてもらっていいですか!」と訴えます。先生は「あと少し頑張れない?」と私が抜歯の恐怖から中断をお願いしていると思っている様子。

 

「まぶたに違和感があるんです!」と私が再度訴えると、やっと先生は手を止めてくれました。顔からタオルを外してもらい、いつも通りに目を開けますが、まぶたが重く、視野が狭いように感じます。何かがおかしい。どんどんと不安な気持ちが私の中をかけめぐります。

 

 

顔右半分がパンパン!まるでお岩さんのように

先生たちもようやく私の異変に気付き、慌て始めます。私は何が起こったのかわからずにいると、先生から「皮下気腫(ひかきしゅ)になったようです」と言われました。「皮下気腫って何?」と思いながら、差し出された鏡で自分の顔を鏡で見ると、右半分の顔がパンパンに腫れているではありませんか!! まるで怪談話に出てくるお岩さんのような顔に私はぼうぜんとなりました。

 

「皮下気腫は、歯を削る際のエアタービンの風が皮膚の下に入って、皮膚が腫れる症状です。皮下気腫になる患者さんは珍しいので、あまり怖がらせてはいけないと思い、皮下気腫のことは説明しませんでした。こちらの説明不足で申し訳ありません。皮膚に入った空気は自然と抜けるので、特別な治療は必要なく大丈夫ですよ」と先生から説明を受け、少し落ち着きを取り戻した私。

 

まさか親知らずを抜いている最中に皮膚に空気が入って顔が腫れるなんて思いもせず、最初はひどく落ち込みました。でも、先生の説明通り、数日たつと皮膚の空気が抜けていき、パンパンに腫れていた顔も元通りになりました。

 

まとめ

親知らずの抜歯中に皮下気腫という予期せぬ事態に見舞われ、パンパンに腫れた顔を見たときは、絶句しました。先生も皮下気腫はめったに起こる症状ではないので、私が声をかけるまで皮下気腫のことに気付けなかったようです。

 

普段の歯の治療中は、痛みがあっても我慢していることが多いですが、今回はまぶたの違和感を勇気を出して伝え、施術を中断してもらって本当によかったと感じています。信頼している先生方であっても、自分の体の異変は自分にしかわからないこともあります。これからはどんな治療でも、少しでも違和感を覚えたら遠慮せずに伝えようと学んだ出来事でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:伊集院 しのぶ/16歳と12歳の娘を育てる40代の主婦。最近は娘たちとお気に入りのK-POPアイドルのライブDVDを視聴するのにハマっている。

イラスト/おみき

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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