あるきっかけで歯医者に駆け込むことに
その日、私はいただきもののお菓子を食べていました。ねじねじした見た目が特徴の非常に硬い棒状のお菓子で、今まで食べた中で、そのお菓子よりも硬いお菓子を食べたことがない、と言っても過言ではないくらいの硬さです。少しずつかじりながらボリボリと食べ進めていたのですが、少し大きめにかじり取った拍子にうっかり体勢を崩してしまい、残っていた棒状のお菓子の先端で強めに歯茎を擦ってしまうことに。
涙がにじむほどの激痛だったので慌てて鏡を見てみると、歯茎の表面が軽くえぐり取られたような感じになっており、血が出ていました。出血自体は30分もしないうちに止まったのですが、なかなか痛みが引かず……削いでしまったから痛いのは仕方がないと思っていたのですが、2日ほどたってもまだ痛むので、再度鏡でじっくり見てみたところ、なんと! 白い塊が見えたのです。
指で触ってみると、硬い感じ。私は「骨が出るほど削ってしまったのか」と焦りました。そこで、普段子どもが定期検診で通っている歯医者に相談したところ、たまたま空いている時間があるとのことだったので、急きょ行くことにしたのです。
問題はその白い部分じゃなかった
小さいころから歯医者に定期検診で通っている子どもたちにとっては、やさしい先生と看護師さんが歯をピカピカに磨いてくれて、ご褒美もくれる幸せな場所。けれど、小さいころから治療の為に通っていた私からすれば、「歯医者=恐怖の場所」という図式が頭にあります。
しかし今は緊急事態ということで、久しぶりに自分が診てもらう為に行くことに。実は、その時点で20年以上ぶりの歯医者でした。事情を説明し、歯茎を診てもらったところ、白い部分は骨ではなく口内炎だということが判明。ホッとしたのもつかの間、先生に「あなたの場合、他に問題がある」と言われたのです。ずっと歯医者に行っていなかったので、歯石でもたまっているんだろうな、と気楽に構えていたら、言われたのは「今まで虫歯治療をした箇所を、すべて治したほうが良い」という話でした。
実は私は小さいころ、比較的虫歯ができやすい体質だと言われたことがあり、歯の半数ほどが治療済みでした。早期発見のものが多く、神経を抜くようなひどい虫歯になったことはありませんが、治療した箇所自体は多いのに、そのすべてだと言われ、とてもびっくりしてしまいました。
思いも寄らなかった口の中の状況
私は若いころに親知らずをすべて抜いているため、歯の総数は28本です。そのうち、奥歯をメインに16本が治療済みで、被せ物をしている歯はなく、すべて詰め物です。詰め物は銀色の物と白色の物が半々程度で、すべて保険適用の材質のもの。そんな状況なのですが、治療済みの歯がすべて、隙間から虫歯になっていると言うのです。
カメラで歯の状態を見ながら話を聞いたのですが、たしかに、どの歯も詰め物に沿うような形で黒い点々のようなものが目立ちます。歯医者の話では、そもそも保険適用の詰め物の耐久年数は10年未満だとのこと。自費負担の物のほうが耐久年数が長い物が多いけれど、それでも「一度やったら一生もつ」という物はまだないというのが現状だそうです。
私は、詰め物は一生もつものだと勝手に思い込んでいたので、まさか耐久年数というものがあると思っておらず、とてもびっくりしました。その日、状況を知ることも兼ねて、一本の歯の詰め物を取り除いてみると、幸い、神経にまで達するような深い虫歯にはなっていなかったものの、全体的に虫歯に覆われているような状況だったので、虫歯になっている部分を削り、新たな詰め物を作ることになりました。
20年以上歯医者に行かなかったツケ
歯の健康を守るために、子どもたちには定期的に歯医者に行かせていた私。おかげで子どもたちは皆、1本も虫歯がありません。しかし、私自身は、痛みや違和感がないことを理由に、20年以上歯医者に行っていませんでした。今回、勘違いから歯医者に行くことになりましたが、これを機に通院して虫歯を治療することに。
基本的にどの歯も今の詰め物をとって、虫歯になった部分を削って、新しい詰め物をする、という工程が必要だということで、1本につき2回は来院の必要があるということ。そして、治療は基本的に1回につき1本の歯だけということで、「単純に計算しても16×2で32回は通院が必要になると思う」という話がありました。
まとめ
虫歯は放っておくと悪化してしまうだけでなく、口臭の原因にもなるのだとのこと。治療後は、子どもだけでなく私自身も定期的に歯医者さんには通うようにしようと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:小沢ゆう/40代女性。長野県在住。低体温&極度冷え症脱出めざして、温活に夢中。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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