冷凍庫から即レンジで簡単おかず

それが、朝日放送テレビ系列『DAIGOも台所〜きょうの献立 何にする?~』で紹介された「解凍不要!レンジで鶏チャーシュー」です。考案したのは、電子レンジレシピでおなじみの料理コラムニスト・山本ゆりさん。
特に鶏肉を使ったレシピは凍ったままでOKという手軽さが人気で、私もこれまで何度もお世話になっています。
今回のレシピは、濃厚なタレとしっとりほろほろな鶏チャーシューが絶品!それでは、作っていきましょう。
DAIGOも台所「解凍不要!レンジで鶏チャーシュー」のレシピ

材料(2人分)
・鶏肉(もも)…1枚(300g)
・卵…1個
・万能ねぎ(小口切り)…適量
【A】
・醤油…大さじ1と1/2
・砂糖…大さじ1
・ごま油…小さじ1
・おろしにんにく…小さじ1/4(チューブなら2cm)
・おろししょうが…小さじ1/4(チューブなら2cm)
作り方①卵をゆでる

まず冷蔵庫から出した卵の片側に穴をあけます。こうすることでつるりと剥きやすくなりますよ。
次に鍋に湯を沸かし、おたまで卵をそっと入れ、中火で7分ゆでましょう。
※今回うっかり、お湯を沸かす前に撮影してしまいました。
作り方②鶏肉を調味料に漬けて加熱する

耐熱ボウルに【A】を混ぜ合わせます。凍った鶏肉は、一度水にくぐらせてからボウルへ。
水に濡らすことでムラなく解凍できるんだそうです。この技は他の冷凍肉を使うときにも役立ちそうですね。

鶏肉をボウルに入れたら、両端を少し開けてラップをかけ、電子レンジ(600W)で7分加熱しましょう。
※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
作り方③ゆで卵を仕上げる

卵がゆで上がったら氷水につけて冷まし、粗熱が取れたら殻を剥きます。剥いたら半分に切りましょう。
作り方④鶏肉を仕上げる

②の鶏肉を裏返し、ラップを外して電子レンジ(600W)でさらに4分加熱します。
作り方⑤盛り付けをする

鶏肉を食べやすい大きさに切って器に盛りつけ、タレをかけましょう。仕上げに万能ねぎを散らし、ゆで卵を添えたら完成です。
【実食】香ばしい香りと旨みにノックアウト!

水を入れずに調味液だけで加熱したので、最初は本当に大丈夫かな?と少し不安でした。
でもラップを外した瞬間、立派な鶏チャーシューと香ばしい香りが部屋中に広がり思わずちょっと感動。
さっきまでガチガチに凍っていた鶏肉が、まさかここまでちゃんとチャーシュー状態になるなんて……!

箸を入れると、ほろっとくずれるやわらかさです。

調味液には鶏の旨みと脂がしっかり溶け込み、とろみのある濃厚なタレに。
鶏皮はぷるんぷるん、噛むとジュワッと脂と旨みがあふれ出し、にんにくの香りがふわっと重なってたまりません。

ごはんにのせてパクリ。今度は絶対にチャーシュー丼を作ろうと決意しました。

ゆで卵の火の通り具合も絶妙で、黄身の半熟加減がタレとよく絡みます。
出来立てもいいですが、一晩おくと、さらに味がしっかりなじんで◎。お弁当のおかずに入れても喜ばれること間違いなしです。
冷凍庫には鶏もも肉は常にストック!
鶏もも肉を冷凍庫に入れておけば、いざというときの救世主おかず。鍋いらずでこの満足感はちょっと反則級です。
気になった方は、ぜひ試してみてくださいね。