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スーパーで見知らぬ男性「失礼ですが…お・し・りに…」私「え?」その後“意外な会話”が弾んだワケは

当時1歳半の娘を連れてスーパーへ買い物に行ったときのこと。娘はベビーカーには乗りたがらないのですが、1歳を過ぎたころから某キャラクターが大好きになり、スーパーにあるキャラクター付きのカートなら喜んで乗ってくれるようになりました。この日もそのカートに乗せようと、スーパーの入り口にいたところ……。

男性の“ある指摘”に固まったワケは

後ろから30代くらいの男性に肩を軽く叩かれ、「あの……失礼ですが……」と声をかけられました。「入り口で立ち止まって邪魔だったかな?それとも、うるさかったかな?」と慌てて移動しようとしながら振り返ると、その男性が小さな声でこう言ったのです。
「◯◯◯◯◯◯(キャラクターの名前)がついてますよ」

 

てっきり、これから娘を乗せようとしていたカートのことだと思い、「そうなんです、娘が大好きなんです!」と笑顔で答えました。男性は少し笑いながら、さらに小声で教えてくれました。「お母さんのおしりに……、大きな◯◯◯◯◯◯のシールがついていて……目立ってます」

 

 

まさか!と思い見てみると、私のお尻に大きめのシールがぴったり貼りついていました。どうやら娘が部屋でシール遊びをしていたときに、その上に座ってしまい、そのまま気づかずにスーパーまで来てしまったようです。すると男性は「うちの娘も大好きなんです。それでつい……声をかけてしまいました」と話してくださり、その場で少しだけ立ち話をしました。

 

お尻にシールが付いていたのは恥ずかしかったですが、指摘する側も勇気がいっただろうと思います。ほんの少しの育児トークでしたが、心がなごむ時間でもありました。ただ同時に、出かける前や来客があるときには、自分自身や身の回りをしっかり確認しなければとあらためて実感しました。

 

◇ ◇ ◇

 

小さな子どもとのお出かけは、思わぬハプニングの連続。バタバタしていると自分の身だしなみまで気が回らないこともありますよね。今回のように、知らない誰かのさりげないやさしさが恥ずかしさを和らげてくれることも。ちょっとした交流を大切にしながら、周囲と支え合って子育てができると素敵ですね。

 

著者:木村ななみ/30代 女性・専業主婦。2歳の娘を育てる母。趣味は、子どもを寝かしつけたあとにオーディション番組を見ること。

イラスト:ホッター

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

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