パラパラにならない!やりがちな"チャーハン作り方"NG5選
チャーハンを家で作る際、気をつけなければならないポイントがいくつかあるんです。
今回は意外と気付かずやってしまう"NGな作り方5選"を、お伝えしたいと思います。
NG①炊きたてごはんをそのまま使う

炊きたてごはんを使うと、水分が多すぎてベチャっとしてしまう原因になります。
でんぷんがしっかり糊化していて水分と粘りが多く、家庭の火力ではベチャッと仕上がりやすいので、炊きたてごはんでチャーハンを作るのは避けたほうがいいでしょう。
冷やごはんがおすすめですが、冷たすぎるとフライパンの温度を冷ましてしまう可能性もあるため、少しレンジで温めてから使うとよいでしょう。
また、温かいごはんの場合は広げて粗熱を取ってから使うのがおすすめです。
NG②油が少なすぎる

チャーハンを少しでもヘルシーに作ろうと、使う油を少なめにしてしまいがちではないでしょうか?
しかし、油はごはん粒をコーティングしてパラパラ感を作る重要要素です。 カロリーを気にして減らすと、かえって仕上がりが重たく感じることもあります。
ごはん粒をコーティングするための適量の油が必要なのです。
少なすぎると粘りが出てベチャつき、多すぎると油っぽいと感じることも。
多すぎる必要はありませんが、ごはんに対して適量の油を使うようにしましょう。
NG③卵を先に完全に火を通す

チャーハンに必須の具材である卵。
最初に卵を炒めてごはんを合わせる作り方が基本ですが、最初に卵を炒めすぎるとかたまってしまい、ごはんとしっかり絡まりません。
卵を入れたらすぐにごはんを投入し、卵でコーティングすることでパラッとしたチャーハンに仕上がります。
手早く作るのが苦手な方は、あらかじめ卵とごはんを合わせておくのもおすすめです。
NG④具材を入れすぎる

具材の種類にもよりますが、水分が多い野菜やお肉をたっぷり入れると、ごはんが蒸されてしまう状態に。
具材はしっかり水分を飛ばしてからごはんと合わせるようにし、全体のバランスを見て量も調節しましょう。
NG⑤フライパンの温度が低いまま炒める

チャーハン作りのポイントは、強い火力で一気に仕上げることです。
家庭の火力はお店に比べてただでさえ弱いので、火加減が弱火のまましっかりフライパンを温めずに炒めると、ごはんの表面が焼きかたまらず、ベチャッと仕上がってしまいます。
材料などの下準備をしっかり行い、フライパンはしっかり予熱してから使い、中火〜強めの火加減で、ごはんを入れてからは手早く仕上げるのが◎。
ただし、フライパンやコンロの種類によっては、強火より中火でじっくり水分を飛ばす作り方もあるので、ご自宅の調理器具に合った作り方をしてみてくださいね。
"パラパラチャーハン"の作り方、ポイントは水分とスピード!

パラパラチャーハンの鍵は、ごはんの表面の水分と粘りをきちんと飛ばすこと。
そのため、「やってはいけないNG5選」を覚えておきましょう。
・NG①炊きたてごはんをそのまま使う
・NG②油が少なすぎる
・NG③卵を先に完全に火を通す
・NG④具材を入れすぎる
・NG⑤フライパンの温度が低いまま炒める
事前準備で余計な水分を減らし、フライパンをしっかり予熱して、ご自宅の火力に合った火加減で手早く仕上げるだけで、お店のようなパラパラ食感に近づきますよ。
ぜひこの記事を参考に、チャーハンを作ってみてくださいね!