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「血が出てる…?」健康に自信があった私を襲った原因不明の病気の正体とは【体験談】

40代前半までは大きな病気もなく、健康そのものの生活を送っていました。ところが、仕事での責任が増え、日々のストレスが積み重なっていたある日、トイレットペーパーに血がついているのに気づいたのです。その瞬間、胸がざわつきました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師菊池大和先生
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
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「血便」「体重減少」に違和感

最初は「一時的なものだろう」と思い込み、忙しさを理由に病院に行かずにいました。しかし、それ以降、体重が少しずつ減り、軟便の回数も増加。

 

ついには1時間に一度ほどトイレに駆け込むようになり、ようやく病院へ行く決心をしました。

 

告げられたのは原因不明の病気

検査の結果、医師から告げられた病名は「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん:大腸の粘膜に炎症やただれ、潰瘍ができる慢性的な病気)」でした。初めて聞く病名に戸惑いを隠せませんでした。

 

この病気は約50年前から特定疾患に指定されているもので、現在でも原因がはっきりとは解明されていないそうです。そのため、治療は主に症状を抑える対処療法が中心で、私も薬の調整や食事内容の見直し、ストレスを減らす生活改善を指導されました。

 

その後、良くなったり悪くなったりを繰り返しながらも、薬が合うようになってからは徐々に症状が落ち着いていきました。

 

 

生活を見直して気づいたこと

医師からは「原因は特定できないが、ストレスや食生活、遺伝、感染などが関与している可能性がある」と説明を受けました。

 

振り返ると、当時の私は外食や肉中心の欧米的な食生活が多く、仕事による精神的な負担も大きかったように思います。年代を問わず発症する病気だと知り、「自分はまだ若いから大丈夫」と思い込んでいたことを反省しました。

 

まとめ

今回の経験を通して感じたのは、「忙しいから」と体調の変化を見過ごすことの危うさです。もしあのまま放置していたら、さらに重症化していたかもしれません。これからは少しでも異変を感じたら無理をせず、早めに受診するようにしています。健康は失って初めてその大切さに気づくものだと痛感しました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:木村武/50代男性・会社員。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

※一部、AI生成画像を使用しています

 

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