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オシャレで可愛い【実りの秋ネーム】が季節のトレンド♡秋っぽさがキーワード!どんな名前?

秋が深まり、果実が色づき、田んぼには黄金色の稲穂が揺れる10月。赤ちゃんの名付けでも、この季節ならではの『実り』を思わせる漢字を用いた名前「実りの秋ネーム」を選ぶ親御さんが目立ちました。

「実りの秋ネーム」とは、「実」・「穂」・「果」・「梨」 など、秋の恵みを象徴する漢字を使った名前のこと。豊かさ、成長、みずみずしさ、生命の実りといった、前向きで季節感のあるイメージを与えます。

今回は、2025年10月に生まれた女の子に実際に名付けられていた「実りの秋ネーム」を紹介します。秋ならではの穏やかで豊かな雰囲気が感じられる名前を、一つずつ見ていきましょう。

 

実桜(主なよみ:みお)

10月の月間名前ランキング45位にランクインした「実桜」。9月の72位から大きく順位を上げ、「実りの秋ネーム」として人気が高まった名前です。

「実」は実りや成果を、「桜」は春の象徴でありながら華やかで愛らしい印象を持つ漢字。季節をつなぐような名前で、「実りある人生になりますように」という願いが込められているようです。

 

梨乃(主なよみ:りの)

10月の月間名前ランキング75位にランクインした「梨乃」。9月から大きくランクアップしており、10月に入って一気に注目された名前といえます。

 

「梨」は秋の果物・梨として親しまれ、みずみずしさや清らかさを象徴する漢字。「乃」の字が持つやわらかさと響きから、「自然の美しさや素朴さを大切にしてほしい」「周囲を和ませる人になってほしい」といった親御さんの思いが感じられます。

 

穂(主なよみ:すい)

10月の月間名前ランキング75位にランクインした「穂」。「すい」という読みは近年人気が高まっており、10月のよみランキングでは6位でした。

 

「穂」は稲や麦の実りを象徴し、古来より「豊かさ」「生命の循環」の象徴とされています。真っ直ぐに伸びて成熟する稲穂の姿に、「着実に成長してほしい」「実りある人生を」という願いを込めて名付ける親御さんが多いようです。

 

 

梨央(主なよみ:りお)

「央」は「中心」「真ん中」を意味し、「誰からも愛される中心的な存在」という印象を受ける漢字です。「梨」は美しい白い花を咲かせ、純潔・控えめな美の象徴でもあります。「梨央」という名前は「みずみずしさと品の良さを持ちつつ、芯の強さも兼ね備えた子に育ってほしい」という、やさしさと凛とした印象が同居する名前です。

 

梨愛(主なよみ:りあ)

「愛」は「人を思いやる心」「あたたかな気持ち」の象徴。さわやかな甘さと透明感を連想させる「梨」と組み合わせることで、清らかさ・素直さ・健やかさを感じます。

 

「みずみずしい感性を持ち、人を大切にできる子に育ってほしい」そんな親御さんの願いが自然と伝わる、秋生まれの女の子にぴったりの「実りの秋ネーム」です。
 

穂果(主なよみ:ほのか)

「穂」は田畑に実る稲穂を表し、豊かさ・成長・実りの喜びを象徴する漢字。「果」は果実や成果を意味し、「結ばれる」・「実を結ぶ」という前向きなイメージを持ちます。どちらも「実り」を表す縁起の良い漢字です。

 

「穂」は成長の象徴、「果」は結果の象徴であり、「努力が実を結び、豊かな人生を歩んでほしい」という願いを感じます。「ほのか」という響きにはあたたかい雰囲気があり、穏やかでやさしい印象を与えます。

 

楓梨(主なよみ:ふうり)

「楓」は紅葉の代表木で、赤や橙に色づく美しい葉を連想させます。風に揺れる楓の葉は、落ち着き・優雅さ・しなやかな強さを象徴する漢字としても人気です。「楓」と「梨」という自然由来の漢字を用いることで、「四季の変化に心を寄せられるような感受性豊かな子に育ってほしい」という願いが感じられます。秋の美しさと実りの豊かさをそのまま映し取った、季節感あふれる名前です。
 

実愛(主なよみ:みあ)

実りを象徴する漢字で、豊かさ・誠実さ・確かな成長を意味する「実」と、温もりを感じる「愛」を組み合わせた名前。「しっかりと育ち、周囲からも愛され、人に寄り添える子になりますように」「人生において実り多く、愛に包まれるように」という前向きでやさしい願いを感じます。

 

桔穂(主なよみ:きほ)

「桔」は「桔梗(ききょう)」を連想させる漢字。桔梗は古くから日本で愛されてきた花で、すっきりとした青紫色の花が印象的です。花言葉には「気品」「誠実」「変わらぬ心」などがあり、落ち着いた美しさを感じさせます。

 

そこに「穂」が組み合わさることで、「実り」「豊かな成長」といった意味が加わります。「桔穂」という名前は田畑に実る穂のように、季節の恵みや努力が実を結ぶ様子をイメージする名前です。

 

▼「実りの秋ネーム」は、秋生まれらしい落ち着いた雰囲気と、前向きな願いを込められることから、毎年秋生まれに増加します。みずみずしい果実を思わせる「梨乃」・「梨央」・「梨愛」、豊かな実りを願う「穂」・「穂果」、秋の色づきを映した「楓梨」など、季節の美しさをそのまま名前に込めたラインナップが目立ちました。


自然の恵みや成長への願いを込めた「実りの秋ネーム」は、季節感と個性を両立した名付けのトレンドといえるでしょう。

 

photo:@rinch_baby0602さん(べビカレメイト)


<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方

調査期間:2025年10月1日(水)〜2025年10月25日(金)
回答件数:女の子:3,499件

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